#ダノンデサイル 日本ダービー2024
過去5年を遡って1番人気が勝ったレースは1回きり。10年遡っても2回という、近年予想が難しい傾向になったこの権威あるレースの結果は、日本競馬の多様性を示すものだと思う。弥生賞から皐月賞。NHK杯からダービーという大昔の傾向は消え、サラブレッドの素養に合わせて厩舎が仕上げることとに、トライアルレースが増えたことなどが影響しているのではないか。
そして今年のダービーも1番人気が敗れた。
今年のダービーは大ベテラン、横山典弘騎手の乗る9番人気ダノンデサイルが圧勝する結果となった。横山典弘騎手のダービー制覇は2014年のワンアンドオンリー以来となる3度め。ダノンデサイルは、皐月賞発走直前にハ行が見られて除外となっていた。
圧倒的1番人気のジャスティンミラノは2馬身差の2着。戸崎騎手は2018年以来の2着で1番人気の応えることができなかった。
今年56歳になる横山典弘騎手というと、かつてメジロ牧場やさくらコマーズの主戦騎手として活躍し、時代の変化を超えて現在まで活躍している大ジョッキーで、いまや息子さん二人とともに競争している偉大な人物だ。
大ベテランの横山典弘騎手が、大観衆の前で頭を下げる姿は、長く競馬を愛しつづけてきた者(愚か者のわたくしではあるが・・・)にとって言葉にできない感動がある。まさに感無量。最も権威の高いこのダービーでこの大ベテランの謙虚な姿勢に言葉が出ない。皐月賞発走直前に回避した判断に間違いがなかったことを強調するあたりがベテランらしい。ベテランが謙虚になることの在り方を教えてくれた。心から尊敬できる、すばらしいシーンだった。
横山典弘騎手というと父、兄、二人の息子が騎手であり、親戚に競馬関係者も多い。勝ったダノンデサイルの安田翔伍調教師の父隆行氏(あのトウカイテイオーでダービーを勝った)から厩舎を引き継いだ方で、まさに馬も関係者もサラブレッドの勝利となった。
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