練馬でちょうど個展を開催中の現代美術家、三島喜美代さんが91歳でお亡くなりになった。まずは深く御冥福をお祈り申し上げる。 見た目は穏やかな顔のおばあさまだが、本人の内面にある気負いのない強い意思と驚くほどのスケール感は国籍を超え、地球規模で大きな影響を及ぼしてきた。 実は三島喜美代さんの作品に直接... 続きをみる
2024年6月のブログ記事
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66kg "Greek tragedy" Māori All Blacks
このニュースをまともに報道するほかの国はほとんどないが、当事国アメリカは、この愚かな討論会に勝者が存在しなかったことを記事にしているようだ。リベラルなニューヨーク・タイムズがバイデンに撤退要求した反対側でオバマが必死にバイデンをフォローしている。 ギリシャ悲劇のように、トランプ氏は2024年大統領... 続きをみる
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杉咲花さん主演の「アンメット」を見終える。「市子」ですごい演技を見せた杉咲花さんだが、今回もなかなか迫力ある演技だったと思う。 なにが素晴らしかったかといえば、やはり元脳外科医がアシストしたこともあって手術室のシーンがリアルだった。かつての映画やドラマのような劇的な演出を避け、極めてリアルにオペシ... 続きをみる
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どんどん買い叩かれて日本はディスカウントされてゆくらしい。 65.5kg 「160円」 - #ダリチョコ の映画とグルメ 昨日は4時起床。終日雨だった。 雨露を受けてアサガオはますます増殖している。少子化もこのように反転できるといいが・・・。もっとも日本の場合は土(基礎、土台)が悪いから無理だろう... 続きをみる
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日比谷で映画を見た帰りにランチしたのがこのお店。 66.5kg 7月7日は横浜へ - #ダリチョコ の映画とグルメ ちょっとわかりにく場所にあるのだが、シャンテから晴海通りに出て右に折れたビルの地下にある。近くに系列店もあるらしい。 この日はカウンターに案内されたが、奥にもテーブル席があるらしい。... 続きをみる
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天皇皇后両陛下がイギリスを公式訪問して国賓として迎えられている。天皇陛下が皇太子時代にご留学されていたイギリスだ。日本で大きく報道されているこのニュースだが、残念なことに本国イギリスもほかの国のメディアも一切記事にしていない。 令和の皇室 昭和天皇は皇太子だった1921年に英国を初訪問している。出... 続きをみる
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「ホールドオーバーズ」 THE HOLDOVERS Trailer (2023) 映画の始まりの前に、アナログ映像に小さな雑音が交じる。これがずっとむかしの物語であることを示す。そして聖歌隊が教会で声を合わせている。このおごそかな始まりは、この映画の大きなテーマ、つまり1970年代のクリスマスの... 続きをみる
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ついに円がドルに対し160円代をつけてユーロ170円、ポンド200円とどんどん下がる状況に、あわてて財務官がけん制している。(ザイム真理教がアテにならないのは明らかだが)。これを受けて唐鎌 大輔氏(慶応大学、これもアテにならない)の記事は、円安に対してかなり楽観的ではあるが、事態が半世紀ぶりの問題... 続きをみる
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友人と映画を見に行った帰り、パブで「無人島に持っていくアルバム」について話し合った 66kg 世界競争力ランキング38位 - #ダリチョコ の映画とグルメ Aldgate Menu Online - the Aldgate 場所は渋谷の「オールゲイト」。古いビルの3階にある店。友人のYくんが行きつ... 続きをみる
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今朝の世界のニュースはもっぱらウィキリークス。ジュリアン・アサンジ氏の話題でもちきり。政府の機密文書を公開するなどの行為で拘束されていた。もし日本にもアサンジのような人物がいるとしたら、黒塗りにされた情報を開示してくれるだろうか。例えばどこかの都市のプロジェクションマッピング入札情報など。 Was... 続きをみる
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Netflix映画「ペイン・ハスラーズ」を鑑賞。監督は「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」シリーズのデヴィッド・イェーツ監督。エミリー・ブラント主演、クリス・エバンスにアンディ・ガルシアなど俳優陣も充実したすごく面白い映画だった。タイトルの「ペイン(痛み)」とは何か。 6... 続きをみる
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シネマ秘宝館84 – LOFT PROJECT SCHEDULE こちらで予約。 昨日は朝4時起床。太陽は隠れているがいい天気。不思議な雲。 前日の雨を受けてアサガオはさらに元気ハツラツ。 昨日は終日会議で、ランチは目玉焼きとサラダ。なぜかお稲荷さんも仲間入りだ。 夜はダーリン様の帰りも遅く、コン... 続きをみる
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このレースの時期が来ると、必ずライスシャワーを思い出す。自分の目の前でこの馬が落馬したシーンのドキドキした心臓の音が今も聞こえるようだ。1995年、ダンツシアトルが勝ったこのレースの思い出は、いつもサラブレッドが無事に完走してくれることを祈るような気持ちにさせるものだ。 そして今年のレースは、雨の... 続きをみる
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ダーリンさんと待ち合わせて、小川町のインド料理店を2度めの訪問。 65kg 世界の新聞一面記事 - #ダリチョコ の映画とグルメ グレビー(GRAVY) 小川町 "Trump found guilty" - #ダリチョコ の映画とグルメ グレビーという店は、神保町から小川町に向かう途中にある。 こ... 続きをみる
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7月7日、ネイキッドロフト横浜で、久しぶりに「シネマ秘宝館」が開かれる。主催者の林さんが骨折されて昨年12月以来となるが、今回も楽しみだ。 「シネマ秘宝館84」7/7(日)12時ネイキッドロフト横浜開催です⛵️画像ペキサイトさんに手伝ってもらいました🙏実は私1月半ばより右膝おサラ骨折して3月半ば... 続きをみる
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Netflixで「ウルトラマン・ライジング」というアニメが6月14日から配信されていた。監督はシャノン・ティンドル。 65.5kg G7噛み合わず - #ダリチョコ の映画とグルメ これまでのウルトラマンとは違う。 もちろん「シン・ウルトラマン」とも目的が異なる。 65.5kg 仏像とウルトラマン... 続きをみる
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日本の世界競争力ランキングは年々順位を下げついに38位となり、昨年から3ランク下げた。1位シンガポールは遠い存在で、中国や韓国がランクを上げる中で、日本だけが取り残されている印象だ。 ・2024年版IMD世界競争力ランキング、UAEが7位に上昇(アラブ首長国連邦) | ビジネス短信 ―ジェトロの海... 続きをみる
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新宿で映画2本見た日、ランチをどこで食べるか考えた挙げ句、やはり新宿に来たらここではないかと一人立ち寄ってみた。くまモンが目印の桂花ラーメン。 昔は夜型だったので、夜な夜な飲み歩いた締めにここでラーメンを食べていた。 末広亭の近くにある新宿三丁目の店にはよく行くのだが、新宿東口店は久しぶりだ。 太... 続きをみる
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去年の記事にも書いたが、先進国でダントツの再会を突っ走る日本のジェンダー・ギャップ指数は昨年より多少順位を上げたものの、東欧諸国とは比べるまでもなく、韓国や中国にも大きな差をつけられている。これは間違いなく、メディアに操られた有権者の政治に対する意識の低さによる自民党独裁政治が最大の原因だと思う。... 続きをみる
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映画評論家への逆襲 (小学館新書 あ 10-1) 小学館 本 第6章 高倉健vsイーストウッド 顔に刻まれた男の来歴 森達也さんがニューズウィークに連載されている「私的映画論」から、高倉健さんの話題を取り上げる。 健さんが生きていればクリント・イーストウッドと同じぐらいの年令だそうだ。 この回は小... 続きをみる
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映画評論家への逆襲 (小学館新書 あ 10-1) 小学館 本 第4章 憲法映画論 そして加害と被害をめぐるドキュメンタリーの核心 個人的には、井上淳一監督のこの映画を巡る激論がこの本の中で最も刺激的だった。 映画『誰がために憲法はある』予告編 井上さんが語るこの映画を作る経緯は、安倍政権が数の論理... 続きをみる
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映画評論家への逆襲 (小学館新書 あ 10-1) 小学館 本 第2章 ポン・ジュノ監督 表現と時代の奇しき関係 ここでは「パラサイト 半地下の家族」で世界の賞を総なめにしたポン・ジュノ監督の初期作品「ほえる犬は噛まない 」を中心に討論が行われている。荒井晴彦さんが「パラサイト」批判として「格差社会... 続きをみる
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2021年6月8日に小学館から発刊された本だ。 荒井晴彦(1947生れ)、森達也(1956年生れ)、井上淳一(1965年生れ)、白石和彌(1974年生れ)が揃ってミニシアターで対談したときのことを本にしたらしい。 映画評論家への逆襲 (小学館新書 あ 10-1) 小学館 本 もはや「映画評論」とい... 続きをみる
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65kg "Obituary: Donald Sutherland"
今日もちょっと長い記事になるが・・・ 個性的で偉大なカナダ人俳優が亡くなった。ドナルド・サザーランド88歳。「マッシュ」「イナゴの日」「フェリーニのカサノバ」など、1970年代作品が思い出されるが、中でもロバート・レッドフォードが監督した「普通の人々」(1980年)が忘れがたい。対立する妻と息子の... 続きをみる
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Netflixでさかんに宣伝している、ジェニファー・ロペス製作主演の「アトラス」を鑑賞。監督はブラッド・ペイトン。マーベルで主演を務めたシム・リウが敵役。 66kg モンゴルで接触 - #ダリチョコ の映画とグルメ いわゆる搭乗型ロボットの典型ではあるが、大きな特徴はこれがほぼ密室劇として進行する... 続きをみる
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「平和の少女像」がイタリアにも設置されるようだ。素晴らしいことだ。世界各地に設置されている少女像(慰安婦像)はこれが14体目。アメリカやカナダ、ドイツのほか中国や台湾にも設置されているという。日本人として目をそむけたくなる史実から目をそらさないために必要なものだと思う。残念なことに、日本にはこれが... 続きをみる
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テロルと映画 - スペクタクルとしての暴力 (中公新書 2325) 中央公論新社 本 第7章 ベロッキオと夢の論理 歴史と想像的なるもの 自分は四方田犬彦先生のこの本を読むまで、恥ずかしいことにイタリアの映画監督マルコ・ベロッキオのことをまるで知らなかった。 84歳とまだご健在で、驚くことに昨年の... 続きをみる
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テロルと映画 - スペクタクルとしての暴力 (中公新書 2325) 中央公論新社 本 自分がこの本を手にして読もうと思った大きな理由はここからだ、国家もテロリストも否定した若松孝二の成り立ちと思想とその影響などについて丁寧に書かれている。 第5章 若松孝二の怒り 少年の孤独 ヤクザだったころ逮捕さ... 続きをみる
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たまたま図書館で目にして手に取った。 テロルと映画 - スペクタクルとしての暴力 (中公新書 2325) 中央公論新社 本 読もうと思った理由はただひとつ。若松孝二監督だ。足立正生監督の傑作が安倍晋三の国葬に合わせて公開された日から、この若松孝二への傾向が続く。四方田犬彦先生を目の当たりにしてサイ... 続きをみる
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おそらくだが、過去最低の内閣支持率(産経だけは支持率回復と報道)を挽回するため、岸田政権は北朝鮮との接触を進めている。ところがG7でゼレンスキーを握手してしまった岸田氏は世界のメディアが昨日トップで報道したプーチンの北朝鮮訪朝に出し抜かれ、焦っているように見える。相変わらずチグハグな対応だ。 日本... 続きをみる
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「ブルー きみは大丈夫」 字幕鑑賞をオススメ。 主演はケイリー・フレミング。「フォースの覚醒」でデイジー・リドリー演じるレイの子供の頃を演じていたようだ。とても美しい方だ。 65.5kg G7噛み合わず - #ダリチョコ の映画とグルメ ジョン・クラシンスキー監督はこの映画で主人公ビー(ケイリー・... 続きをみる
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ダーリン様がお気に入りの店に寄る。 66.5kg 朴柱奉監督の怒り - #ダリチョコ の映画とグルメ 以前寄ったときは時間も遅かったので、軽い食事になった。 お好みダイニング絹 谷塚 - #ダリチョコ の映画とグルメ この日は、開店間際の18時に入店することができたので、コースをお願いすることにし... 続きをみる
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世界の新聞一面記事がこの話題でもちきりだ。G7の閉幕に合わせて、ロシアのプーチンが北朝鮮を訪問するという話題。昨年9月金正恩がロシア極東を訪ねて以来の対談で、この2人の蜜月を思わせる。隣の中国はこのプーチンの行動をあまりよく思っていないという記事もある。プーチンはこのあとベトナムを訪問する。 ・V... 続きをみる
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HOW TO BLOW UP ダニエル・ゴールドハーバー監督
「HOW TO BLOW UP」 シネマート新宿は満席状態だった。男性客が多かっただろうか。 65.5kg 新宿で映画2本 - #ダリチョコ の映画とグルメ 思えば、 この映画を見る前にみた「あんのこと」も、人物の後ろ姿から入る映画だった。病的になった人物がよたよたしながら歩くシーン。しかしこちら... 続きをみる
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映画を見た帰り、北千住で下車して焼肉を食べることにした。 #チャレンジャーズ ルカ・グァダニーノ監督 - #ダリチョコ の映画とグルメ もとはといえば、明翠園というお気に入りの焼肉屋があるのだが、なかなかタイミングが合わず、先ごろ寄ったLAIKANOKライカノというタイ料理のお店の近くにこの店をみ... 続きをみる
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ロシア系の報道なのでアテにできないが、G7は対ロシア制裁について足並みが必ずしも揃っていないらしい。ドイツとカナダがウクライナに対する意見を表明している。 Премьер Канады на саммите G7 потребовал привлечь Украину к ответственно... 続きをみる
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「あんのこと」 65.5kg 新宿で映画2本 - #ダリチョコ の映画とグルメ 大ヒット上映中の本作、朝9時台の回を鑑賞しに新宿武蔵野館に向かうと、長蛇の列ができていて満席になっていた。昔からある小さな劇場だが、映画館が満席になることは喜ばしいことだ。 入江悠監督というと、どうしても「SR サイタ... 続きをみる
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南依岐「藝核一如」 #GSIX、"Li Qiang visit Fonnterra(NZ)"
南依岐(みなみいぶき)さんの作品にはじめて接する。 66.5kg Good Timing Day(タイミング) - #ダリチョコ の映画とグルメ テーマはアルゴリズムだそうだ。 なるほど、近づいて見ると、アルゴリズムを構成する設計思想がちりばめられている。 アルゴリズムというと、「ありふれた教室」... 続きをみる
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「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダンが、先ごろ偶然鑑賞した「マイケル・コリンズ」について疑惑をかけられている。映画公開時の首相フィッツジェラルドが、ワーナーから金をもらってこの映画を賞賛するコメントを発表したというもの。 ‘I didn’t discover rationality unti... 続きをみる
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内閣支持率が16.4%と、2012年政権を取り戻して以来最低を更新したという時事通信の記事を、ロシアのスプートニク日本語版がトップで紹介している。イタリアで開催されているG7で全く存在感のない日本の首相が、ウクライナのゼレンスキーと会談したことなど誰も気づかないようだが、武器供与などを約束したらし... 続きをみる
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さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか (幻冬舎新書) 幻冬舎 本 第4章 「民意」亡国論 民意という亡霊について考える。最たる例は民意の支持で政権を獲った「ナチス」。この国の維新と同じである。日本もまた民意に支持されて国連を脱退、それを新聞が支持して国民を揺動した。とかくメディアはひとつの... 続きをみる
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さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか (幻冬舎新書) 幻冬舎 本 付記しておくが、佐伯啓思先生のこの著書に、個人的な考えを織り交ぜていることをご容赦いただきたい。ニュアンスが伝わらない可能性があるが、それは極めて個人的な考えによるものだ。 第3章 さらば、欲望 不要不急と「必要」の差はなん... 続きをみる
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さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか (幻冬舎新書) 幻冬舎 本 第2章 かくも脆弱だった現代文明 冒頭のウクライナ学生の素朴な疑問を覆すように、日本という国はアイデンティティを失うことで平和と繁栄を手にしてきた。そしてそれは今も失ったままのようだ。 科学や医療の進化で全てが解決すれがいい... 続きをみる
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読書とか映画とか、連続性は作家にかかっている。佐伯啓思先生の本も、ひとたび読み始めると次から次へと読みたくなる、いわば麻薬のようなものだ。あるいは依存症か。 経済成長主義への訣別 ① 佐伯啓思著 - #ダリチョコ の映画とグルメ さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか (幻冬舎新書) 幻冬舎... 続きをみる
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日本と北朝鮮がモンゴルで秘密裏に接触していたことを、ロシアのスプートニク日本版が記事にしている。両国の会談実現は岸田政権にとっては大きなアドバンテージとなって、アホなメディアは大きな成果として記事にするだろう。これで裏金問題や憲法のことなどが帳消しにされ、大幅増税に向かうなど、強硬な国民への圧力を... 続きをみる
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ロシアは勝てない、と、ロシア人が言っている。しかしこれはプロパガンダによるフェイクかもしれない。フェイクだとしても、動画の最後で敗戦国がインフレになって国民を締め付ける圧政が待っていることを冷静にお話している。 昨日は4時起床。 午前中は工事の立会いをして、ひとりでお昼。 ラーメンを食べて、午後は... 続きをみる
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