ダウントン・アビー/新たなる時代へ サイモン・カーティス
前作を鑑賞したのは一昨年の1月。
映画レビューを投稿しました。
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監督は前作から変わって、サイモン・カーティス。『黄金のアデーレ』や『マリリン7日間の恋』の監督。今回はこの作品で、ふんだんに当時の貴族社会を描く。誰が見ても相当な予算を費やして撮っているシーンを、ほんの僅かにカットして細切れにし、全体の構成を見事に成立させている。すごい演出だと思う。
DOWNTON ABBEY: A NEW ERA - Official Trailer [HD] - Only in Theaters May 20
奇しくもこの映画のテーマが、先ごろ崩御された大英帝国の女王に重なるのは驚きだ。前作では王室がダウントン・アビーを訪れるという設定だったが、今回はフランスの別荘を遺贈される話しと、ダウントン・アビーを映画撮影に使われる、という2つの話しが交差する。
マギー・スミス演じるアビーの中心であるヴァイオレットの若き日の恋が語られ、もしかしたら息子のロバートの本当の父親がフランス人かもしれない、という疑惑がミステリアスに展開する。
並行して、アビーが映画撮影のロケ地として使われるうちに、俳優と若き執事のバローをスター俳優のガイが見初めることになり、最後にまた元執事のカーソンにお鉢がまわってくるというオチも前作に重なる。
それにしても毎回思うのだが、この複雑な人間関係をひとつのドラマとして構築するのは、言うまでもなくシナリオのジュリアン・フェロウズの為せる技だ。そして彼がそのまま乗り移ったような人物も現れて、フェロウズのサクセスストーリーがドラマに織り込まれているのも楽しい。
貴族がその地域でどれだけの影響力があって、多くの雇用が生まれ、名誉を重んじて城を維持していることが丁寧に描かれる。とくに今回は南仏で撮られたシーンが実に見事。ウェルカムパーティのシーンは見応え十分。素晴らしく美しいシーンは映画館で堪能するに余りある名シーンである。
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