AIR/エア ベン・アフレック監督
キネノートのレビューはこちらから。「AIR/エア」
土曜日の午後に浦和で鑑賞。
ベン・アフレックとマット・デイモンというと、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」以来の仲。あの映画で悪童仲間だったふたりがナイキの社員として再びスクリーンに現れる。マイケル・ジョーダンの母親役に「マ・レイニーのブラックボトム」のヴィオラ・デイビス。ほかにも「ラッシュ・アワー」シリーズでジャッキー・チェンとコンビだったクリス・タッカーが久しぶりに登場。
マット・デイモン演じるソニー・ヴァッカロの物語。彼はギャンブル依存症で会社を批判的に見ている。当時圧倒的なシェアを誇るコンバースとアディダスに大きく話された三流メーカーだったナイキを、世界最大のシューズメーカーに押し上げるきっかけを描く。
エア・ジョーダンが生まれるまでのほんのわずかな時間を描く映画だが、そこには様々な要素が凝縮されている。映画のオープニングシーンが実にいいのだが、この年、すなわち1984年という年を一気に描く。今思えばこの年はその後の社会を大きく占う年だったことがわかる。その中にエア・ジョーダンが生まれるきっかけとなったドラマがあったことを示す。
資本主義が極めてギャンブル性の高い仕組みであることを最後に示すシーンも好感が持てる。この社会は偏りを生む仕組みで構成されている。ジョーダンの母親がそこまで理解していたか定かではないが、彼女が銀行員でインテリだったことを考えると、マイケル・ジョーダンの将来を見据えてタフな条件を提示したのではないか。
細かいところまで意識して見ると、ぞくぞくするようなシーンが満載だ。そして必死に夢を実現しようとする企業戦士たちの言葉の応酬も面白い。とくにこの「エア・ジョーダン」が生まれる瞬間のシーンがとてつもなくぞくぞくする。
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