#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

エマニエル夫人 ジュスト・ジャカン監督 「できない」

エマニエル夫人


なんと50年前のことである。



当時12歳の自分にもこの騒ぎは理解できた。テレビでCMなどもやっていて明確にこれがセックスを描く映画なのを理解した。セックスそのものの意味も知らずに・・・


時々、日比谷にあった有楽座や日比谷映画でロードショー公開の映画を見に行った。1974年というと「エクソシスト」や「燃えよドラゴン」が大ヒットした年の瀬からこの「エマニエル夫人」が公開され、翌年まで長く上映されていたと聞く。たしかにこの行列を目の当たりにした。みゆき座というと、大人の映画館というイメージで、子供の自分にとってはお門違い。映画館の前には大きな看板が掲げられていた、シルビア・クリステルのヌードが。


不思議なもので、さらに大人に近づくと、オールナイトで日活ロマンポルノのお世話になったりしたものだが、この映画にたどり着くまでには相当な時間を要した。というか家のテレビでこの映画を見た時はもうすっかりこの映画の新鮮さは薄れ、性の解放というドラマを見つめる限りだった。


そして、
しかし、


なんと、この映画がリマスタリングされて劇場で上映されると聞いて、垂涎の思いで劇場に足を向ける。朝からこの映画を見に集う方は男性と女性が半々だったろうか。年齢はやはり高め。50年前の臨場感とは違う空気がそこにあった。若くて美しいシルビア・クリステルの裸体を劇場のスクリーンで鑑賞できるこの感覚。単に映画が何かを与えるだけのものではないことを教えてくれた気がする。


素晴らしい映画体験だった。




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震災にまつわる報道が錯綜しないように操作されているようにも見えるが、現地で起きていることは少なくとも日本のメディアは正確に伝えきれていないのではないだろうか。目覚めるのは政治ではなく、スポンサーを説得してでも真実を伝えるメディアではないのか。震災の被害者に「できない」ことが万博では「できる」となるのはいかがなものか。

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