#ARGYLLE アーガイル マシュー・ヴォーン監督
「アーガイル」
とてもエキサイティングな映画だった。
日曜日のミッドランド。
大きなスクリーンはアクション映画を鑑賞するのにふさわしい環境だ。
マシュー・ヴォーン監督は「キングスマン」シリーズでもスパイを題材としていたが、特にレイフ・ファインズが関わった「The King's Man」がとても説得力があって、戦争に絶対反対する、という意思を貫く父と、国のために戦場へ行きたいと望む息子の関係がとてもよく描かれていた。
そして本作。
イギリス人ヴォーン監督がアメリカに舞台した新たなシリーズにチャレンジしたのがこの作品。すべてがネタバレになる可能性があるので何も書けない。売れっ子のスパイ小説シリーズの女性作者が、新作の最後のチャプターを加えるのに旅に出ると、とんでもない大混乱に巻き込まれるという物語。小説と現実は違う、というテーマも重なる気がする。
二重構造となっているドラマで、冒頭は小説のシーンから始まる。ギリシャでスパイ活動をする主人公のチェイスシーンから激しいシーンが続く。スパイらしい、誰も信用できない、という世界をそのままこの小説家が引き受けるというドラマ。シリーズ化が予定されているらしい。
猫の演技も見ものだ。
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