23階の笑い
もう去年ことだが、三谷幸喜さん演出の舞台を世田谷まで行ってみてきた。
とても面白かった。
『23階の笑い』は、ニール・サイモンの戯曲で、1990年代に公演されたドラマを日本に置き換えている。出演者はもちろん全員日本人で、アメリカの1950年代のテレビの視聴率競争をめぐる放送作家のドタバタ劇だった。
コロナで著しく鑑賞環境はよろしくなかったが、2階席から見下ろすドラマは実に楽しかった。外出を控え気味にせざるを得ない社会でもやもやした気分を少しは発散させてくれるドラマだった。
笑いは重要だ。
しかし、それこそ昨今のテレビの低いクオリティーに腹立たしさすら覚える。その意味で、この舞台劇の意味する真意は深い。
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