アスクビクターモア 菊花賞 2022
菊花賞の逃げ馬を調べたわけではないが、あくまでも個人的にはセイウンスカイ(この年の皐月賞馬)がダービー馬スペシャルウィークの追撃を封じた1998年のレースが連想される。鞍上は横山典弘騎手。この2頭はこの年のライバルとしてクラシックを盛り上げたが、その後はスペシャルウィークがG1を3勝したのに対し、セイウンスカイはG1を1勝もできなかった。早熟の長距離馬という珍しい位置づけの名馬だった。
ちなみに1998年は、韓国で金大中が大統領になった年で、スポーツでは長野五輪やFIFAワールドカップフランス大会が開催され、日本代表が初めて出場した年だ。
そして今年の菊花賞は春競馬で有力馬に後塵を拝したアスクビクターモアが追いすがるボルドグフーシュの追撃を交わして、最後の1冠を制した。3.02.04というタイムは、阪神のレコードタイム。菊花賞レコードに迫るタイムだ。
アスクビクターモアは、皐月賞、ダービーといずれも4コーナーでは先頭に立って、ゴール前わずかのところで他の馬に交わされて沈む、というレースで惜敗してきたが、今回も同じレースで逃げ切った。このレースを逃げ切ることは至難の業と言われるが、田辺騎手をはじめ陣営が頑なにこの馬の特性を信じてレースに挑んだのは見事だと思う。とかく惜敗して負け続ける馬は、あれやこれやと戦略を変えてレースに挑むものだが、それをしなかった。前走セントライト記念でも同じ戦略で2着と敗れても王道のレースで菊花賞を制したことは、馬にとっても陣営にとっても大きな自信となったことだと思う。
皐月賞で敗れたジオクリフが天皇賞に向かい、ダービー馬ドウデュースがジャパンカップに向かうという予定を聞くと、この3頭が年の瀬の有馬記念で激戦を繰り広げることを期待したい。
アスクビクターモアの父はディープインパクト。ちなみに映画「ディープ・インパクト」が公開されたのは、セイウンスカイが菊花賞を制した1998年。
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