マイ・フェア・レディ ジョージ・キューカー監督
キネノートのレビューを書きました。ちょっと違う視点から。
「マイ・フェア・レディ」
連休の途中、何も予定のない朝、思いつきでこの映画が午前十時の映画祭で上映していると聞いてあわてて予約する。すでにこの時点で、劇場の通路側の席は満席。こういう名作は、劇場が通路側から埋まってゆく。
出かける前に事務局オフタイムを聞く。映画も少し予備知識があるとより楽しい。
ジュリー・アンドリュースがスクリーンテストを断って、ヘプバーンにこの役がまわってきたことなどが解説されている。皮肉なことに、ジュリー・アンドリュースはこの年「メリー・ポピンズ」でアカデミー賞を受賞。この映画も作品賞を獲得するが、ヘプバーンはノミネートもされなかった。
吹き替えで歌っているマーニ・ニクソンについても言及している。ヘプバーンと比較した動画もある。
映画が始まる。冒頭、シャクヤクの花など美しい花が延々と映される。かつてこの映画が公開された頃、大きなスクリーン(70㍉)の大きな劇場で、シネコンの指定席などがまだない頃、ざわめく客席が次第に埋まってゆく。客席が静まり返るまでのオープニングだ。
途中で同じ列の席に座るおじさんが大いびきをかきはじめたのもご愛嬌だが、客席には大勢の往年の映画ファンで埋まっている。
余談だが、ジョージ・キューカー監督については。Netflix映画「ハリウッド」で少し紹介されている。
映画館のスクリーンでこの美しいオードリーと、彼女を中心とするダンスシーンなどを堪能することができて感動が倍増する。なんどか見た映画ではあるが、やはり映画館で見ることの価値を感じさせる映画であり。内容は極めて男性社会側から見たドラマではあるが、聞くところによると原作者のバーナード・ショウには違う意図があったらしい。単なるシンデレラ物語として見てしまうとやや味気ないが、このドラマの奥にあるもっと違うものを掘り下げるとなお面白い。
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