#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

シネマ秘宝館#82 バニーまつり


7月1日土曜日。シネマ秘宝館#82「バニーまつり」が開催された。

例のごとく、ゴジラのビルの向かいにある古いビルの地下2階で開かれたイベントは、林(久子あらため)比佐子さんの魅力あふれるリードで盛り上がった。

こちらは木内一裕監督のイラスト。林さんにバニーの写真を撮ってほしいと依頼されたらしい。

3度めともなると、少しづつ慣れてきて周囲の空気も読めてきた。何しろ今年は卯年だということで、バニーやうさぎに関する作品で押し通すという企画らしい。

必然的に動物の映画が多くなるのだが、matsumo監督のアニメはすごい。自分も転校経験があるが、この主人公の毛深い転校生の気持ちはおおいに重なる。
市川良也監督の「君の心が聴けるウサギの耳がほしい。」は、会話にならないもどかしさ。そして大人への憧れなど、少年期から青年期に誰もが抱いたものを思い出させてくれる。
林比佐子さんの今は亡きご主人が作った「アメリちゃん」。これはもう圧倒されるというか卒倒するというか、言葉を失う面白さ。
ストップ・モーション・アニメの「アボガドくんのはなし」はイトウアツヨシ監督の作品。

休憩をはさんで飯塚貴士監督作品が並び、いよいよ木内一裕監督登場。

「CALL 海猫亭の真実」

シネマ秘宝館#81で上映された「CALL」シリーズの第2作。

きわだつ映像表現の見事さと、展開の面白さで一気に見せる。

ペキサイト監督の「パリ番外区」シリーズのエピソード3は、海外にいるアジア人という、昨今色々なところで取り上げられるテーマを重ねる作品。

森幸光監督の「キャットアンドライト」では、思わず声を出してしまうほど美しいシーンに圧倒される。年に一度しかない光のチャンスをキャッチしているようだ。すごい!!

最後はサプライズイベント。しょーた監督の「ヤギさんのおくりもの」の実演ライブ。


これはすごかった。動画配信にもたくさんの書き込みがあったらしく、今回の秘宝館の最後を飾る素晴らしいイベントだった、しょーた監督は、前回拝見した「空飛ぶ時計」が頭の中を何度も去来して、孫にも教えてしまうほどの衝撃。

帰りにトートを買って、最初は孫にあげようとおもったが、あまりにも気に入ってしまって自分で使うことにした。
「ヤギさんの〜」も素晴らしく、自分を犠牲にして他者を助けて死にそうになるヤギが最後に見渡す「荒地」は、まさにエリオットの詩を重ね合わせるもので、旧約聖書へと遡及するような深い内容になっている。もちろんしょーた監督にそういう意識があったかどうかは別にして、死と復活というテーマはありとあらゆるドラマや映画、そして現実社会にも重なる普遍性をもっている。しょーた監督のパフォーマンスも素晴らしく、作品自体にも強く惹きつけられた。心から感動した。


それにつけても、木内一裕監督と、この秘宝館を主催されている林比佐子さんには頭が下がる。またの機会を楽しみにしたい。そして木内監督の次回作も楽しみにしている。


ありがとうございました。
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