#ポール・ボキューズ #六本木 「a textbook case of genocide」
フレンチはまるで知識がないのだが、ポール・ボキューズという偉大なシェフがいたそうで、こちらの店はその方の名前を全面に押し出したレストランのようだ。
何しろ乃木坂にこの美術館ができたときは驚いた。黒川紀章デザインのこの施設は、外と中からで、見る景色が変わる。全体をガラスで覆われたこのビルの向こう側にはさらなる新しいビルが乱立している。そういえば黒川紀章さんといえば、銀座に中銀カプセルが復刻されていた。
最初に運ばれたフランスパンは歯ごたえがあって、バターはカレーの風味。
豚バラのコンフィは食べごたえあり。
こちらは夏ダラのポワレ。
デザートも美しい。
フランス料理を食べて過ごす時間もまた格別だ。ゆったりとした空間と時間。サンローランから始まり、著名な人物たちが残した才能と歴史の渦に自らを巻き込むような気持ちにされる。
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こんなに美味しい食事のあと、こういう悲惨なジェノサイドの話題は心苦しいが、自らの矛盾に落ち込む。
But most of the world, particularly the so-called global north, is looking the other way.
most of the worldに、この愚かで殲滅すべき政治家がふんぞりかえるこの国が含まれているのは言うまでもない。