#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

「大人が消えている」 #内田樹(#東洋経済)

被災地の実情を伝えるのが、海外メディアだというのはどうなんだろうか?この国はもう誰も助けてくれないということらしい。



そんな日本人について、
内田樹先生の本、例えば「新世界秩序と日本の未来」や最近だと「新しい戦前」などを読ませて頂いているが、昨年10月に東洋経済に書かれた記事は、昨今のこの国を抽象化していると思う。「街場の成熟論」発刊にあたってインタビューに応じている。

街場の成熟論 (文春e-book)
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子どもたちの知性的・感情的な成熟を支援した人が「大人」です。ご本人はいくら年を取っていても、社会的地位があっても、物知りでも、その人がいるせいで、周りの人たちの成熟が阻害されるなら、その人は「大人」としての役割を果たしていないので、僕の定義では「子ども」だということになります。

これはつまり、老害と言われる為政者や保守的な言論をする方々が、「幼稚であるほうが制御しやすい」からだというお話と重なってくる。

以前、ある政治家が高校生に向かって、「政治に文句があるなら、自分が国会議員になって変えたらいい」と言い放ったことがありました。「権力者以外の人には権力のありようについて論評する権利はない」と言ったのです。

これは自分の知る範囲だが、ある知事が女子高生を論破したときのことを言っているのではないだろうか。

日本社会では、ある時期から「公人」とは「公権力を私的目的のために使い、公共財を自分の懐に入れても罰されない人」のことを意味するようになりました。これは大人とか子どもとかいう以前の問題です。「公共」という概念が瓦解しているんです。

とりあえず、親や教師たちにできるのは、子どもたちに「将来何になりたい?」という質問を向けないことです。そんなつまらないことを聞く暇があったら、子どもに「世界は広い。君の知らない無数の生き方がある」ということを教えてあげるほうがずっと大切です。

内田先生は「コモン」と資本論の例えを、「一品持ちより宴会」という例えで面白く紹介している。コミュニティーに参加することは自分がほかの人より少し多く持ち出したことを不公平だと思わない、持ち出しを後悔しない勝ちをコミュニティーに感じることだというニュアンスであろうか。


しかし・・・

内田先生がこれだけ言っても保守的な思想がまん延し投票にも行かない国民が多数でだんまりを決め込むような国がこの国だ。内田先生が「ああ、そうですか」と言った日から何も変わっていない。とりあえずこの本を読んで色々考えてみようかと思う。
(=^・^=)


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