GINZA SIX アレックス・ダッジ、FRAGILE、ヤノベケンジ
いつも刺激的な銀座シックス(GINZA SIX)。
吹き抜けのアートがリニューアルして目を引く。数ヶ月ごとにリニューアルされているようだが、この空間の在り方はアートの価値を抽象化している。リニューアルすると誰もが立保待って写真を撮る。しかしそのうち慣れてくる。慣れてくるとそこに当たり前にその作品が存在し馴染んでしまう。いま、世界は低金利時代で、不動産やアートに莫大な資本が集められているという。その意味で、森ミュージアムの「MUCA展」はその答えを示そうとしていると思う。
フラジールというアーチストもまた、アートが極めて壊れやすく時としてそれ自体が破壊的存在となるナイーブな存在として提示している。
これらの作品をじっと見つめて、その意味を掘り出そうとする行為は、まさに我々が目の前にある作品に価値を見出そうとする行為そのものだ。価値などないものに価値をつけて資本の荒波に飲み込まれる行為は愚かだ。作りてがそこにもし本当の価値を示そうと欲するなら、資本を受け入れてそれを再定義してあげたほうがいいだろう。
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