プロミシング・ヤング・ウーマン
PROMISING YOUNG WOMAN Trailer (2020) Carey Mulligan Movie
幅広い活躍をするキャリー・マリガンが主演の映画となると、見ないわけにはいかない。先行上映の日比谷で平日夜に鑑賞しました。素晴らしかった!
思えば、彼女を初めて見たのは『ドライヴ』だったと思うが、やはり『17歳の肖像』である。2009年の映画。あの少女が見事に中年女性を演じる。『プライドと偏見』で貧しい貴族の家で姉妹とキャーキャー騒いでいたあの少女がもう・・・時はあまりにも残酷だ。先ごろ未亡人を演じた『時の面影』もまた見事。『ワイルドライフ』や『未来を花束にして』などの地味な女性を演じたかと思えば『華麗なるギャツビー』などの華やかな演技も印象的。そしてイギリス人の彼女が今回は、生粋のアメリカ女性を演じる。それも復讐劇である。
長いブロンドを振り乱し、時には娼婦のように男を誘いながら、実は女性を性の道具のように扱う男たちを次々に罠にかけてギャフンといわせる女性。しかしそんなことをするのには理由があるんですね。その理由とは?
そんな優しく可愛らしい姿をしながら、内面では爪を研いて男を傷つけようとする彼女も、学生時代の同級生と再会してほろりと恋に落ちるわけです。最初彼女が彼を毛嫌いするシーンがなんと”コーヒーにつばを吐いて渡す”という態度に示されるのね。これとても印象的なシーンです。ある意味でこの映画を象徴しています。『エイス・グレード』の監督で脚本家のボー・バーナムが彼氏を演じます。
女性が見て納得できる映画なのは間違いありませんが、これは明らかに男性が見るべき映画。いろんな男性がこの映画の中に登場しますけど、どの男性が自分に当てはまるか考えながら自覚すべき映画ですね。いや、こんなしょうもないブログを書いている自分もそうです。男性が男性であるという自覚をするべき映画です。マジで。
素晴らしい映画でした。
(=^・^=)
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「プロミシング・ヤング・ウーマン」はギリシャ神話に行き着く
かなり普遍的で現代性の高い映画だ。
それは無意識の中、潜在的にある力で誰かをねじ伏せようとする真理。https://t.co/pnp72BUP3q #KINENOTE #キネマ旬報 #映画— dalichoko (@chokobo88428241)
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