新世界秩序と日本の未来
大変ヒットしている対談本です。内田樹さんと姜尚中さんの知性の融合と衝突。この本の根底にあるものが何か?と考えると胸が痛くなります。そしてお二人の思いへの感動。姜尚中さんが小田実の言葉を借りて『難死』という、コロナ渦で自宅で死ぬことすらできない状況に陥れた日本の実情を厳しく非難したメッセージに痛く感動もしました。そして内田樹さんとのこの対談です。
細かいことは別のブログにぐだぐだと並べましたが、日本はもう先進国でもなんでもない、という前提で、これからの米中の狭間でどう生きていくべきかのか?という問いに対するヒントを示してくれます。
最後の方で夏目漱石の『三四郎』から、広田先生の「滅びるね」というセリフを取り出し、日露戦争で間違って勝利してしまった背景、もとはというと日本はあそこで間違えた、という総括は目からウロコでした。どんどん発展して都市化する風景を見て「滅びるね」と広田先生に言わせた夏目漱石の慧眼はいったい何を見据えていたのでしょうか。
何度も読み返したくなる本です。いまこそ読むべき本。
さらにしょうもないあなたはこちらから飛んでみて下さい。
1、新世界秩序と日本の未来 問題提起から
2、新世界秩序と日本の未来 アメリカと中国について考える
3、新世界秩序と日本の未来 新冷戦の世界で日本は?
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