#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

ジャパンオープン準決勝

熱戦が繰り広げられるジャパンオープンに向かう。
神宮の野球観戦を途中で切り上げて、ニュージーランドから帰国している夫婦と新宿で食事して、バスタ新宿の深夜バスで梅田に向かう。このあたりのことは次の記事にしよう。
まずはジャパンオープン。

梅田から御堂筋前本町を経由して中央線の朝潮橋という駅で降りると目の前に奇抜な建物がある。こちらはプールで、目的の開場ではなく、ここから少し歩いたところに丸善インテックスアリーナがある。

日本で唯一開催される国際試合。ジャパンオープン。

朝早くから当日券を求めて行列ができている。

立派な建物だ。東京体育館に近いかもしれない。自分が買ったチケットは、指定席ではなくてブロック席で、要するにエリア自由席だ。スタンドの最前列に座ることができて良かったが、角度がイマイチだった。これで5,000円。もともと間違えて購入したチケットなので仕方ない。

応援用のグッズやタオルをもらうことができる。

山口茜選手が初めてこのジャパンオープンを優勝した2013年の写真が飾られていて懐かしい。この試合も現場で観戦した。当時彼女はまだ16歳。最年少優勝だったのではないか?でもこの年の試合には中国選手がボイコットしたこともあって、紛れなく優勝はしたものの、少しミソがつくイベントだった。

その後2019年、山口選手が奥原希望選手を破って優勝したこの大会以来の開催となったのが、ここ大阪の大会となった。

準決勝の相手は、東京五輪金メダリストで、先週東京で開催された世界選手権の決勝の相手でもあるチェン・ユーフェイ選手。




とにかくすごい熱戦で、試合全体の構成から言えば完全に山口茜選手が劣勢だった。ほとんど負けていたと言っていい。それは疲れもあるだろうが、お互いに限界を超えるプレーを続けていて満身創痍。プレー中チャレンジの応酬(ラインぎわのプレーを映像で再現する)の繰り返しで、最後の最後は持久戦となった。ファイナルの最後、22点目をチェン選手が取ったときはもうダメかと思ったが、結局山口茜選手が24対22でタイブレークを制し、なんとか決勝に進むことができた。決勝の相手はこれまた強敵、韓国のアン・セヨン選手。アン選手はこの日、世界ランキング1位のタイ・ツーイン選手に圧勝して楽な試合をしており、今日の決勝は山口茜選手より体力を温存できているはず。アン・セヨンは近々世界1位に君臨するだろう。その強敵と勝負になる。

山口選手の試合を久しぶりに間近で見て思ったことだが、背の高い相手選手に彼女が勝ち続ける理由のひとつは、背の低さを利用してドライブとスマッシュが相手の予測できな位置から飛んでくることではないかと思った。時々放つジャンプスマッシュは別にして、普通に打つスマッシュもドライブも同じ高さの位置から角度をつけづに放たれるので、背の高い相手にとっては予測できな球がくる。そして彼女は後ろに下がるとき、ラケットを下に向けたまま鋭く下から上に振り上げて打つので、相手はどの角度からどんな球が飛んでくるかわかりにくい、という優位性を生かしているのではないかと思った。

もちろん日本選手に共通するディフェンス力が山口選手をはじめとする強さの軸ではあるのだが、体力的なビハインドを逆に生かす工夫が山口茜選手のプレーに見えるような気がする。偉大な選手だ。

実は山口選手の前に、混合ダブルスのワタガシペアが、先週の世界選手権決勝で敗れた中国のジェン・シーウェイ/ジャン・ヤチョン(世界ランク2位)のペアを超激戦のうえ破り、山口選手のあとは西本拳太選手がデンマークの世界ランク3位のアントンセン選手を破るという快挙を成し遂げていて、地元開催である国際試合の応援を背に、とてつもない仕事をやり遂げた。



よく言われることだが、決勝より準決勝戦が盛り上がる。そして5部門のうち3つの部門で日本人選手が決勝に進出できたことは、コロナで声援が禁止される中でも、大勢のファンの応援があってこどだと思う。あるいは地元開催で負けられないという意地もあるかもしれない。渡辺勇大/東野有紗ペアには特にそれを感じさせた。そしていつも言うように、朴柱奉監督の強烈な指導が要所で効いていると思う。



あまりそのことに国内でフォーカスされることは少ないが、朴柱奉監督が就任してから、日本選手の多くが世界大会で活躍することになり、A代表の育成や練習方法に加え、試合に挑む姿勢などについて楽しく厳しく指導されていることも強さの秘訣である。この映像を見るとわかるが、朴柱奉が選手を引退したあと努力してコーチングを学び、国際的に有能なコーチを各国からスカウティングしてここまでに至ることがわかる。朴柱奉の偉大な功績が立ち消えとならなようにするのがこれからの日本の課題だろう。


そして日本のメディアは馬鹿だから、選手の勝ち負けにしかフォーカスしない。本当は世界レベルを維持し続ける素晴らしいコーチ陣があって、彼らの活躍が成立していることを、ほとんどの人が知らない。本当に日本のメディアは馬鹿ばかりだと思う。特にスポーツ分野におけるまともな人材がメディアにいない。インタビューを聞いても頭がおかしいとしか思えない質問ばかりだ。クソだと思う。


おそらくかつてのように特定の選手が長くランキングの上位に位置することが難しくなる戦国時代が到来していると思う。この大会でいうと、かつて日本が席巻した女子ダブルスが、完全に韓国にシフトした。男子シングルは、西本拳太選手が今回は頑張ったが、世界ランク1位だった桃田賢斗選手の時代はとっくに終わっている。果たして日本が次の世代を育成できるか?というのも大きな問題ではないかと思う。


まずは今日の決勝で日本人選手が活躍することを心から祈る。祈るしかない。


最後に少し残念なのは、大阪開催とはいえ、相変わらず客席に空席が多いことだ。インドネシアやマレーシア、タイなどでは考えられないし、イギリスやフランスだってもっと大勢の観客が客席を埋め尽くす。これは日本バドミントン協会の努力不足だと思う。世界に向けて恥ずかしい。これは根底に経済的な問題がある。バドミントン業界はまだまだほかのジャンルに比べて協賛力がなく、資本が圧倒的に不足している。


(=^・^=)



ブロトピ:ブログ更新!記事内容更新!はこちらへ!


こんなブログもやってます(=^・^=)
KINENOTE
Filmarks
goo
FC2
Muragon
seesaa
Livedoor
楽天ブログ
ameba
wordpress
Hatena
にほんブログ村
人気ブログランキング
Twitter
Facebook

ブロトピ:映画以外の記事で!ブログの更新をブロトピしましょう!!


にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へ

にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ好きへ

ブログランキング・にほんブログ村へ

政治経済 新聞記事 グルメ日記 スポーツとダイエット 愚痴 旅行散歩 映画読書

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!


×

非ログインユーザーとして返信する