麺処ほん田 秋葉原本店 ラーメン店の奥に日本が見える
ラーメンWalkerというブログにこの店の店主のことが紹介されている。
秋葉原の駅前にかねてからあることは知っていた。店舗の間取りも不思議な形だが、カウンターだけのお店はいつも混んでいる印象だ。何しろ24時間営業だ。
この日は落語を聴いて、友達と長時間ワイワイ騒いで、夜11時を過ぎた時間にここで締めのラーメンを食べることになった。
煮干しラーメンと辛味噌ラーメン。いずれもコクがある。どちらもスープは同じだが、煮干しは「にぼ玉」という団子状の煮干しの塊が入っているという仕組みのようだ。
量も味も悪くはないが、それほど強烈なインパクトがあるわけではない。そしてとてつもなく美味しいというわけでもない。このあたりにはラーメン店がひしめき合って激戦だが、その中で飛び抜けて美味しいというラーメンでもない。しかしこの店を支える店主の話しはなかなかユニークで面白い。また来るか?というと微妙だが、立地のいい店なので、間違ってまた寄るかもしれない。
厨房の奥で大声がするので覗いたら、店員同士が喧嘩しているようだった。中国人の店員が日本人の高齢女性の店員を叱っている。かつて日本で見かけた風景が逆転している。働かないと食べられない、要領の悪い高齢者を、若くてしっかりした中国人が叱る、という光景はこれからあちこちで見かけるだろう。貧しいこの国のよくある光景としてこれが現実となるのではないだろうか。この叱られた日本人女性は明日の自分だ。もうこの国には希望がない。それは村上龍が40年前に書いた小説にも示された指針である。ラーメン店の奥にこれからの日本を見る。
家に着いたのは夜中の0時をまわっていた。寝たのは1時すぎ。
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