Xマスなんかいらない
クリスマスとハロウィーンとか、一年中行事だらけのこの国にいると、気が狂いそうになる。電気代が急騰し、エネルギーが切迫している、という事情とは裏腹に、世の中はギラギラしたいようで、この季節になるとあちこちでイルミネーションが輝きだす。
これはこれで美しい。
しかし、美しければ美しいほどに暗い気持ちにもなる。
ひとりで暮らしているときのわびしさ、さびしさは言葉にしがたい。
黒澤明監督の『酔いどれ天使』で、かっこうワルツを使うシーンや、『野良犬』の最後の戦いのシーンで流れるピアノの音など、現実と音楽が対比的である、いわゆる対位法(コントラプンクト)の表現を身に染みて感じることがある。
ああ、自分は孤独なんだ。ああ、自分はひとりなんだ、と思うとこの世のどん底にいるような暗たんたる気持ちになる。
クリスマスなんかこの世になければいい、と、思うときがある。
まったくのムダ。
意味のないこと。
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