中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー2
帯広から4時間近くかけて札幌に戻り、そのまま駅ビルの上にある映画館で「中島みゆき」のライブを鑑賞。12月30日から公開されているこの映画。
セットリスト。2004年から2020年までの貴重なライブ映像を並べる。これはもう演歌だ。返す返すも中島みゆきさんのライブをいちどだけでも体験しておきべきだったと後悔する。もちろんこの映像でもその迫力は伝わる。しかしやはりナマのライブを経験すると、映像はどうしても二次的な記録となる。本当に素晴らしかった。
よくよく調べると、中島みゆきさんは帯広出身だった。前日まで自分が逗留していたあの帯広を後にして東京へ出てきた中島みゆきさんを思う。
♬振り向けば空色の汽車は
いまドアが閉まりかけて
灯りともる窓の中では帰りびとが笑う♬ ホームにて(あ・り・が・と・う)
字幕も演出もなにもない映画だが、目を凝らし耳をすませば中島みゆきさんの世界がすんなり入ってくる。男と女、あるいは社会と個人を対比させる歌詞はぐさりと刺さる。
♬男はいつも嘘がうまいね
女はいつも嘘が好きだね♬ 歌姫(寒水魚)
♬ラジオは知ったかぶりの大相撲中継
悔し涙を流しながら わたしたぬきうどんを食べている♬ 蕎麦屋(生きていてもいいですか)
もうこのあたりでボロボロに涙が流れてきて止まらない。涙でスクリーンがほとんど見えない。
♬ふりかえるひまもなく時は流れて
帰りたい場所が またひとつずつ消えてゆく♬ 誕生(EAST ASIA)
竹原ピストルさんのライブでこの「ファイト!」を目の当たりにしてノックアウトした日が忘れられない。
そしてサッカー日本代表のキャプテン吉田麻也選手が救われたという記事などを読むとまた涙が出てくる。この歌に励まされたひとがどれだけいることだろうと思う。
♬「ファイト!」闘う君の唄を
闘わないやつらが笑うだろう
「ファイト!」♬ (予感)
ちょっと残念なのは、地元北海道出身の中島みゆきさんの映画だが、年の瀬ということもあってか客席が少し寂しかった。本当なら大勢のお客さんとこの感動を共有したかった。こんんな素晴らしい映像と音楽が閑散とした劇場に流れるのは寂しい。
(T_T)
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