高円寺シアターバッカスで上映中の「Life work of Akira Kurosawa」を初日に鑑賞！

言い尽くせない感動が押し寄せる。すごい！
黒澤明監督の『乱』は黒澤監督の集大成として作られた映画。その映画の撮影現場にずっと付き添った河村光彦監督が、３８年の時を超えてあの映画の空気を現代に呼び起こしてくれた。

自分が当時どれほどこの映画の公開を心待ちにしていたかを思い出すと、同世代に生きて、同じような思いで黒澤明監督作品に接した者として、言葉にしつくせない思いがある。この映画をスクリーンで鑑賞できたことに感謝したい。

しかも河村光彦監督御本人とツーショットで写真まで撮らせていただいて、このＴシャツも見事。あの壮大なスケールの現場を体験した方と肩を組んでご一緒させていただいて、それだけでもとても感動的だった。

そしてなんと！驚くことに、この映画に「三十騎の会」として随行していた渡辺哲さんまで飛び入りで参加。映画の後に、「明日の献立」で世界各国の賞を総なめしている木内一裕監督と、シネマ秘宝館をリードされている林久子さんも合流してすごいことになった。映画も興奮、客席も興奮。

それにしてもこのポスターの黒澤監督の笑顔。とても厳しい現場なのはよく聞く話しだが、その「ＯＫ」を出された瞬間の喜びと感動。その積み重ねが映画となって結実する。演技指導についても、少しずつの積み重ねで全く別の表現に変わる、などという言葉などは、様々なことに重ねることができる。黒澤監督の言葉をじっくり噛み締めて、いままさにその言葉の意味を深く考える時代なのではないかと認識した。河村監督の狙いもそのあたりにあるのではないか？

ということで映画が終わった後、渡辺哲さんを中心に色々な思い出話しに花が咲いて、とてつもなく至福の時間を過ごす。これはまた別の機会に補足しよう。とにかく濃厚な時間だった。

いずれにしても、ご予約は速やかに以下まで。お願いします。

林久子さん関連。

渡辺哲さん関連。

以上よろしくおねがいします。
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