#Cinderella (2021) ケイ・キャノン監督 「#格差拡大」

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シンデレラ(2021)

シャルル・ペローの原作がディズニーアニメによって世界に広まったことを思うと、このカミラ・カベロのミュージックビデオといってもいいこの映画の解釈はあまりにも斬新だ。



Cinderella - Official Trailer | Prime Video


「赤と白とロイヤルブルー」で体当たりの演技をしたニコラス・ガリツィンが王子を演じている。彼はここでもクイーンの楽曲「サムバディ・トゥ・ラブ」を熱唱するのだが、この映画は斬新なミュージカル映画だ。

筋書きはともかく、このドラマは新しい会社で溢れている。フェアリー・ゴッドマザーが黒人男性だったり、舞踏会で踊る淑女たちに黒人や中国系の女性がいるばかりでなく、スキンヘッドの黒人女性がダンスをするシーンなども圧倒的迫力だ。継母(イディナ・メンゼル)が実は自分にもピアノの才能があったのに、結婚と出産で断念せざるを得なかった事情や、王子がエマ(シンデレラ)と駆け落ちすることで、タルラ・グレイブ演じる妹に王位を譲る、というエンディングも素晴らしい。かなら女性上位のドラマに脚色されていて、出てくる男性もそれを受け入れるという構造だ。ピアーズ・ブロスナン演じる頭の硬い国王が王妃とかつての恋愛感情を取り戻そうとするシーンなどはもうどうでもいいという面白さ。王妃を演じたミニー・ドライバーはピアーズ・ブロスナンと「ゴールデン・アイ」で共演している。ネズミ役でほとんど声の出演しかしていないジェームス・コーディンが製作にまわっているのは、おそらく彼と主演のカミラ・カベロが番組で共演したことが、この映画のきっかけになったのではないかと思われる。


とにかくカミラ・カベロはこの映画で、自ら楽曲も提供し、演じて踊って歌うというマルチぶりを発揮していて素晴らしい。彼女の知名度が日本でそれほど高くないことで、この映画がストリーミングでしか鑑賞できないことを残念に思う。ボリウッド映画にも劣らないスケールを音楽の素晴らしさは、ぜひ映画館で鑑賞したいものだ。





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格差と貧困を受け入れるか、消費税増税を受け入れるか、この国が岐路に立たされている。
少なくとも、北欧の高い消費税は格差が小さいことが前提だ。小川淳也が消費増税を唱えるが、前提条件がまるで異なることを説明できていないと思うがどうだろう。

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