#キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン #スコセッシ 監督 #Jender


最高裁大法廷は先ほど、戸籍上の性別を変更する際に今の法律では生殖能力をなくす手術を必要としている規定について、「違憲」とする初めての判断を示しました。


キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

Killers of the Flower Moon — Official Trailer

かなりこの映画を見る前に覚悟が必要だと思う。何しろ長い。長さを感じるかどうかは別にして、とにかく長い。特にディカプリオ演じる戦争帰りの青年がデ・ニーロ演じるオクラホマの叔父を訪ねるシーンから、オセージ族というインディアンが次々に虐殺されてゆくシーンは正気でないと見ることはできない。

史実に基づいた映画なので、ここで繰り広げられていることを現実だと思うと、あまりにもつらくなる。

映画のテーマを敢えてここに書くと


ハエ


であえる。具体的にはこの頁のトップからリンクしてもらえばわかると思うが、映画が終わっても脳裏からハエの音が離れない。この音響演出が素晴らしくて、劇場全体をハエが飛び回るような音が延々と残る。


ロシアのウクライナ侵攻に加え、ここにきてイスラエルとハマスのことで世界がさらに混乱を極めている。スコセッシはまるでこのことを予測したようにこの映画を用意した。



森達也監督の「福田村事件」やパナヒ監督の「熊は、いない」、「ピギー」、「国葬の日」など、ありとあらゆる映画が”ここ”に向かっているように感じる。そしてこの国もまた・・・



ガーディアンは★5の高評価。

CNNもアカデミー賞を受賞するだろうと書いている。


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性別の選択を阻害しようとしたり、夫婦別姓を頑なに拒否したりする根本的な考え方が世界にマッチしていないのではないか。その意味でこの判決はほんのわずかな前進を見たように思える。しかし高裁に差し戻した部分についてはまだわからない。

憲法第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。 生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。



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