PIGGY ピギー カルロタ・ペレダ監督
「ピギー」
キャルロッタ・ペレダ監督は、若き才能ある女性監督。女性がこの映画を撮るというのは、グレタ・ガーウィク監督の「バービー」とは真逆の映画でありながら、世界観は同じなのではなかろうか。
新宿武蔵野館は満席の盛況で、なんとなく高齢の女性が多かったような気がする。
誤解のないように書くが、主人公を演じたラウラ・ガランは美人である。太っている、という先入観で彼女を見てしまう映画なのだが、家族からも友達からも地域からもスポイルされる彼女の存在に感情移入してゆく。それは同情とは少し違うかもしれない。
彼女をいじめた女子が殺人鬼にさらわれるが、ピギー(サラ)は携帯も盗まれて警察にも連絡できない。そのうち事態が大きくなって、彼女が何か知っているのではないかと疑われる。
ピギーは殺人鬼と目が合って、その瞬間からシンパシーが生まれる、という展開に心臓が高鳴る。いじめを受けた娘たちか、殺人鬼か、どちらを選ぶかで最後の最後に究極の選択を求められる彼女。
社会から疎外され行き場を失った女性の選択に目が奪われる。
町山智浩『PIGGY ピギー』を語る | miyearnZZ Labo
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