#善と悪の経済学② #キリスト教 「真逆」
第4章 キリスト教
汝を愛するように隣人を愛せよ
旧約聖書から新約聖書への話題は変わる。
アダムとイブ消費する必要のないもの(禁断の果実)を消費した贖罪の経済的意味
「ヨハネの黙示録」から、様々な現代経済学につながり意味を取り出そうとする。ここでは貨幣について詳しく書かれている。
お金は通俗的であり、貨幣は最も価値の高いものを、最も低い水準まで貶める
人を誤らせるのは”金銭”ではなく”金銭欲”すなわち欲望だとする解釈は新約聖書の中で様々な形となって示されているという。”赦し”を債務免除とするなら、もともと社会は不平等であって、贈与と金銭欲は対立関係にある。ピケティが贈与税を100%にしないと不平等は拡大し続けるということにもつながる。
(モース「贈与論」へリンク)
キリストがもともと大工だったこともあって、ここでは労働についてのテーマが多く示される。人は果たして消費するために労働するのか?
法は私有財産を他人に分け与えるように定めるべき
これはすなわち、税のことをいい、旧約聖書の「落穂拾い」がその象徴だ。
何もしなければ(自由主義)、人は悪に染まってゆく。悪の裏には善が隠されているが、善は意思と知識がなければ持続しない。公共の利益を常に意識しないと集団は崩壊する。理性は信仰(宗教など)が誤った方向に進まないためにあるといい、消費が社会の絶対悪なのではないかと問いかける。
このほか、以下のテーマが続く。
第5章 デカルトと機械論
第6章 バーナード・マンデヴィル 蜂の悪徳
第7章 アダム・スミス 経済学の父
つづく・・・
(=^・^=)
★
日本が遅れているのは、世界に比べて制度設計を実現することに時間がかかりすぎるのと、過ちがあればそれを取り消す判断の柔軟さも遅れている。つまりそれは何もしないことと同じだ。ここにかかる税金は全て垂れ流し。インボイスもマイナンバーも税金をかけて無駄なことをしていることに気づかない。
マイナンバーカードの制度は世界で廃止方向に向かっているというのに・・・
世界ではやめる
日本では始まるhttps://t.co/XXHhu6ixp0— Ugry (@BobUgryHossy)
