The Journy 松任谷由実 前編


50周年の松任谷由実さん(ユーミン)のライブをさいたまスーパーアリーナで5月に鑑賞。テーマは「新人乗組員の日記」をユーミンが朗読して進むドラマ。


横道にそれるが、自分のユーミン体験の始まりは1982年「PEARL PIERCE」から。オープニングの「ようこそ輝く時間へ」の小刻みなギターのメロディーが重なる。あの頃。自分は大学受験に失敗し、男子校を卒業して高田馬場の予備校通いを始めた。予備校の思い出はほとんどないが、隣にあった「ヤンヤン」という小さな喫茶店で過ごした果てしない時間だけが輝いている。建物の奥まったところにある小さな喫茶店でたくさんの友達と過ごした。男子校だったので、近くの短大に通う女子大生と仲良くなったりして、とても嬉しかった。
あれから41年。


ユーミンは言うまでもなくすでに大御所アーチストで、毎年1枚発売するアルバムに合わせてそのライブも話題でチケットはなかなか取れなかった。しかも当時はプレイガイドに並ぶとか電話をかけまくるとか(黄色い電話がかかりやすいとか)してもなかなか手に入れることができず、大変苦労して初めてライブ鑑賞したのは忘れもしない八王子市民会館(現在のJ;comホール)の「ユーミンブラッド」。オープニングはメンバーが客席の通路から登場して、看護師の衣装を着たユーミンが登場して「DESTINY」からスタート。最初から揺れるような会場の大興奮につつまれた。このあたりの遠い記憶はまた・・・


ということで、1984年のライブからするとここ数年のユーミンライブは比較的静かな始まりで、この日も「心のまま」でスタート。しかし静かな楽曲とは裏腹に、のっけから会場は照明の嵐。各席に置かれたフラッシュライト(フリフラ)による演出で会場がまるで海の波が押し寄せるような空間になる。今回のテーマである「The Journy」とは、海賊船を舞台にした新人乗組員とともに進む旅だ。「深海の街」の続編とも読み取れる。

叫ぶような風に

ずっと身をさらしながら

続けてきた航海をさらに続けようとするユーミンの意思がはじめから伝わる。

すり切れたカセットを久しぶりにかけてみる

昔気づかなかった

リフレインが悲しげに叫んでる

リフレインが叫んでる」時代は「ただわけもなく」何度も何度もカセットを車で聞き続けたあの頃。このあたりまではスーパーアリーナ全体を使った照明とダンサーのアクロバティッうな踊りなどを交えて圧倒させる。


そして中盤は荒井由実時代の曲を中心に進んでゆく。「紅雀」をライブで聞いたのはいつ以来だろうか。中盤はセンターステージに円柱状にカーテンがかかりそこに幻想的な風景と、プロジェクションマッピングを使った演出で、それこそ深海に沈んだユーミンが奏でる曲に耳をそばだてる。










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