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国民のための経済と財政の基礎知識① 高橋洋一著 「プラザ合意」

森永卓郎さんの本にも名前が出てきた高橋洋一さんの著書をたまたま手に入れる。

数学者という立場から財政について説く。橋下徹氏や菅義偉氏と近い。森永卓郎さんの著書にも近い。バーナンキ(ノーベル賞)に直接薫陶を受けた唯一の日本人だと言っている。

国民のための経済と財政の基礎知識 (扶桑社BOOKS新書)
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第1章 「当たり前のこと」
まずはシンプルに経済の基礎を示す。インフレとデフレ、そしてマネーストックや「フィリップス曲線」について補足し、物価がマネーストックの量とモノの量のバランスで決まるという、いわば当たり前のことを説明してくれる。とてもわかりやすい。そして日本の円高と長いデフレは「プラザ合意」がもたらしたと示す。ここはまったく同感だ。デフレの現況は1985年から始まった。


第2章 トンデモ経済論
日本の株式がほとんど外国資本に支配されている可能性を疑わない。そして日本のバランスシートに関する解釈も森永卓郎さん同様で、借金と資産はバランスしていることを主張する。さらに資産のほとんどが官僚の天下り先に向かっていることも森永卓郎さんの説に重なる。世界的に現役世代(生産年齢人口)が減っている国はたくさんあるが、デフレなのは日本だけだという。


このあたりの主張に反論する余地はないが、「日本の格差は世界に比べれば微小」だとか「日本のような終身雇用は世界にない」あるいは「ベーシックインカムは不要な人にまで払うことになるのでやめるべき」という主張は、竹中平蔵的だ。


第3章 官僚が扇動する財政破綻論
ここはほぼ森永卓郎さんの「ザイム真理教」に重なる。
消費税などの増税に反対し、金融政策で対応すべきだと論じる。財務官僚は財政再建など考えておらず、経済成長も望んでいないという。歳出カットと増税で自らの利権を確保し続けたいだけなんだそうだ。他国の消費税は地方税であって、日本のように国が地方に配分するという国は少ないらしい。


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