レトロ百貨店 池袋西武、「14兆円」
ある夏の日。落語がはけて、夕方西武百貨店をさまようことにした。
西武百貨店は自分にとって初めて文化的な空間として接した場所だった。西武美術館があったことがその印象を強くする。軽井沢に移転したセゾン現代美術館も一度は訪れたいと願うが、なかなかきっかけがない。ヨーゼフ・ボイス展など、さっぱりわからないけど斬新だったと思う。
セゾンのCMもかなり先進的で、糸井重里さんで有名な「おいしい生活」というキャッチコピーとテレビCMはとんでもなく画期的だった。
レコード店や書店なども扱う内容が新しくて、とにかく刺激的だった。
それから、かつて時々使っていたユースホステルもここで申込みができた。中学生の頃、離島に行くのにここで申込みをして行ったことが思い出される。
と、いろいろ思い出は尽きないが、いまはもう面影もないほど寂しくなってしまった西部百貨店。資本も変わって、かつての豪華さや新しいブランドの魅力などはもうない。その代わりに、このような昭和に回帰させるようなイベントが開催されていたようだ。
これがなかなか大掛かりなイベントで、時間がどんどん過ぎてゆく。
ギターとエフェクターはセットで販売されている。ロックバンドを組んでいたことが思い出される。売れないロックバンド。
ファミコン!
ポプラ社の江戸川乱歩シリーズ。これはどこの図書館にもずらりと並んでいた。そしてこの挿絵がまたドキドキさせるのだ。角川ミュージアムでもみかけたな。
そしてわれらの西武ライオンズ。球場が建築中だったとき、高校一年生だった。友達と自転車で現場に確認に行った。まさかあんな山奥にプロ野球がやってくるなんて信じられなかった。初年度は弱くて弱くて、なかなか勝てないライオンズをいまも応援している。
なんだかよくわからないが、大勢の方が押し寄せてすごい状態になっている。
月丘夢路さんのコーナーなどもあって、たまたま彼女が出演された「ひろしま」という映画のことが終戦に合わせて紹介されていた。
映画『ひろしま』(1953年,関川秀雄)
原爆からわずか8年後の作品。月丘夢路、山田五十鈴、岡田英次といった役者も出演しているが、被爆者を含む89,500名の実際に戦争を経験した広島市民がエキストラとして出演している。原爆が落ちた後、人々があてもなく呆然と彷徨いう歩く姿が辛く印象的。#映画 pic.twitter.com/GEci35Ds6k— 辺境写真家 栗田哲男 Tetsuo Kurita Photography (@tetsuo_tk)
とても複雑な気持ちになった。
(=^・^=)
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これもまたデフレの行きつく先ということなのだろうか。
全銀システムは振り込みや資金決済を処理する基幹システムだ。銀行や信用組合など1000を超える金融機関が参加し、2022年度は1営業日平均で約806万件、約14兆円の取引が行われた。












