#私はモーリーン・カーニー ジャン=ポール・サロメ 監督
「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」を「大いなる自由」以来2度目となるル・シネマ渋谷宮下で鑑賞。bunnkamura系の映画館なので、予告編も興味をそそる。
10月最後の日曜日の映画館午前の回は閑散としていたが、ロビーで待つ年配の映画ファンは熱心にお話をしているようだった。トイレなどには「ハロウィーンの着替えなどはご遠慮下さい」の文字。
町山智弘さんのラジオを聞いて鑑賞したが、イザベル・ユペールの演技に圧倒された。ハネケの「ピアニスト」に迫る体当たりのすごい演技だった。
町山さんのコメントにもあるのだが、このドラマが進行する過程で、主人公に影響する人物が数人死んでゆく。それぞれの立場に忍び寄る魔の手は、容赦なく口封じをするのだ。
こうした泥沼の環境で淡々と生きるモーリーンの姿勢は、真っ赤な口紅とマニュキュアに象徴されようか。この赤い色の意味を想像するとこの映画の恐ろしさがさらに伝わる。なによりこの作品はフランスだけの問題ではないことを自覚しなければならないのではないか。これは2011年、東日本大震災が起きた後に展開する原発問題に真正面から取り組んでいるのだと思う。
Εύκολος Στόχος (The Sitting Duck) Teaser | GR Subs | Cinobo
言うまでもなく、モーリーン・カーニーは実在の人物だ。アイルランド生まれのフランス人。
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