#江之浦測候所 根府川 「利権と財源」
夏の陽気のような強い日差しが残る昨年11月、真鶴にある杉本博司さんがデザインした「江之浦測候所」に行ってきた。
東海道線の根府川という無人駅に初めて降り立つ。ヒルトンホテルと江之浦測候所の送迎バスが駅前にスタンバイしている。
真鶴、と聞いて、果たしてここに来たことがあったかどうか、まるで思い出せない。ここから見下ろす相模湾の美しい凪は素晴らしい。
バスを降りて「柑橘山」と記された参道を登る。途中に「赤沢蜂巣観音」というのがあって、なんとそこには「円空仏」が祀られていたらしい。残念なことに見過ごしてしまった。その先に入り口があって、シールをパンフレットを渡される。
ルートはひとつではなく、様々なあるき方がある。興味深いのは、夏至や冬至など、日の出を意識した設計が施されていることだ。
そのことを杉本博司氏はパンフレットの冒頭で強調している。
新たなる命が再生される冬至、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分。天空を観測する事にもう一度立ち戻ってみる、そこにこそかすかな未来へと通ずる糸口が開いているように私は思う。
美しいガラス越しの庭の反対の壁に、杉本氏の写真が飾られているのだが、写真か絵画が見紛うような作品に、庭から注ぐ光が鏡のように反射する。
この施設のメインとなる「高額硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席」に至る。
自分が今回最も興味をそそられた作品はこれ。
立ち止まるだけではこの不思議な作品の真意を測りかねる。すこししゃがんで竹林を背景に作品の根本をのぞくと、意思が伝わってくる。作品名「数理模型0010 負の定曲率回転麺」は、実現できない無限点を想像させるものだ。これはすごい!
約2時間近くここで過ごす間、自然の音や鳥の鳴き声、クモなどの虫たちの蠢きなどが歩く者たちを包み込む。柑橘系の作物がたわわに実り、生きるものを応援するかのような優しさを感じさせる。
この日だけで全ての作品を飲み込むことは不可能。そしてまだまだ新たな作品が作られているようで、作業中のエリアもある。この斜面を歩くにつけ、常に視界に入り込む相模湾の美しさと、太陽光が注ぐ作品群の変化が見事だ。何度でもこの場所で空気を味わいたいと思わせる空間。時間を変えて歩くのもまたいいだろう。素晴らしい場所であった。心から感動し、圧倒された。
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— Ugry (@BobUgryHossy)
資産を二束三文でどんどん外国に売り飛ばして利権を貪る政治家と官僚が、防衛費は財源論を封じ込め、少子化などの件では財源財源と声高に主張する。まさにザイム真理教の思う壺と言えないだろうか。
これは永遠に流していい
— wako🫒#扶養控除を返して (@kazzzzzzz7)















