#ダリチョコ の映画とグルメ

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#ウィッシュ クリス・バック監督

ウィッシュ

ウィッシュ (映画) - Wikipedia
Wish (film) - Wikipedia


素晴らしい映画だった。心から感動した。半年前に鑑賞した「リトル・マーメイド」に勝るとも劣らぬ大傑作。ディズニーの劇場作品が、明らかに伝えようとする世界には、広く世界に伝えようとする強いメッセージが込められていると思う。



TOHOシネマズ日比谷の9時台を鑑賞。このシネコンのスクリーン1で鑑賞するのは初めてだったが、段差があって大きなスクリーンの素晴らしいシアターだった。子供の頃このあたりで鑑賞した大きな映画館(有楽座や日比谷映画)が思い起こされる。



それはともかく、この「ウィッシュ」を見て、もし何か感じることがあったら、ぜひそれを声にあげてほしい。これはある国のおとぎ話ではない。ある国でまさに起きていることに願いをかけるドラマだ。


主人公のうら若きそばかすだらけのアーシャは決して美人ではない。だが彼女がこの島国で暮らす意味は、映画を最後まで見ると明らかとなる。そしてこの国を支配するマグニフィコ王。彼は、国民の夢を受け取り、多くの夢の中から自分がチョイスした夢だけを実現させる魔法をもっている。そのことに疑問を抱く主人公のアーシャの戦いが始まる。


このアーシャが映画の中で露骨に言う言葉に衝撃を受ける。かつてディズニー映画でこの言葉(セリフ)は使われたことがあっただろうか。ディズニーが100周年を迎えて、並々ならぬ覚悟でこの映画をリリースしたことが伝わる、強烈なインパクトを世界に与える映画だ。



ヒントは「ピノキオ」にある。もちろん人間になるディズニー作品の「ピノキオ」も重要だが、ここ数年で「ピノキオ」に対する解釈を原作に戻そうとする動きがある。中でもデル・トロ監督の「ピノッキオ」はその象徴だ。ファシズムを背景にしたデル・トロ版「ピノッキオ」と、ディズニーがかつてファンタジーとして描いた「ピノキオ」で流れる「星に願いを」をこの「ウィッシュ」では全て引き受けて”何か”を伝えようとしている気がする。


映画のテロップが終わって滲んでくるメロディーの余韻に浸る。


もしこの映画を子どもたちと見る機会があるとしたら、この映画が伝えようとする本当の意味を丁寧にわかりやすく子どもたちに伝えてほしいと思う。



最後に・・・
個人的には、この映画は続編が望まれると思う。主人公と国王の対峙と、彼女が打破しようとする社会は実現に向かうのだが、必ずしもその結果が正義であるとは限らない。衆愚主義と賢人政治のいわれはともかく、世界は常に大きな振り子のように揺れ動いている。そこことを示すのは、この映画の続編ができてからではないか。


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