リトル・マーメイド ロブ・マーシャル監督
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The Little Mermaid | Official Trailer
まずはロブ・マーシャル監督。彼はすごい。本当にすごい。これだけの資本を動かし、且つ新たな挑戦を恐れない。凄まじいエネルギーの持ち主だと思う。その理由のひとつは、「メリー・ポピンズ・リターンズ」だ!
リメイクを成功させるのは極めて難しい。おおよそ失敗することが多いと言われるが、オリジナルの生かしてさらに飛躍させることをマーシャルは成功させている。本当にすごい。そして彼の確かさは、言うまでもなくキャスティングにある。アリエルに黒人女性ハリー・ベイリーを選んだこと。
そしてメリッサ・マッカーシー!メリッサは自ら歌い、ものすごいメイクでワイヤーアクションに挑戦しているようだ。こんなに原作に忠実なキャラクターが過去にいただろうか。ありきたりだがとにかくすごいとしか言いようがない。
いまのところ今年のベストワンはこれ。単に過去のアニメを実写化しただけでなく、分断した社会構造の壁を突き破ろうとする姿勢が映画全体から伝わってくる。そしてアリエルが声を失うことが、例えば「コーダ 愛のうた」や、「ケイコ 目を澄ませて」、「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」など、近年リリースされる作品の閉ざされた言語や音のビハインドを超えるものが、ロブ・マーシャル作品に重ねられる。
「リトル・マーメイド」観賞。近年のディズニー作品のテーマである「分断から融和へ」がここに結実した。だからアリエル役は有色人種であり、だからあの感動的なラストシーンがあるのだ。あるべき世界を子供たちに訴える姿勢を偽善と冷笑するのが醒めた大人というなら、私は愚かな子供でたくさんだ。 pic.twitter.com/6sh6BvOhlS
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417)
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