モツレテホドケル 渋谷PARCO"OIL” 「目の錯覚」
目の錯覚。これ面白い。
話題は変わるが、渋谷に行った日。
何人かのアーチストによる展示が、渋パル2階の「OIL」で展開されている。この狭いスペースを見事にフル活用した面白い企画だ。
極めてシンボリックな渋谷PARCOでは様々な企画が次々に展開され、渋谷を象徴するような存在だ。外国人の方も多い。
本棚にさり気なく混ざり合う花瓶。その美しい色合いにしなし眼を惹かれる。このあたりがもともとブックセンターだった頃のことが重なる。
同じような色のウィッグを頭にする白い犬。この犬が白くなければならない必然がある。
ゲームのような世界を四角い枠の中に落とし込む。
この割れた花瓶もまた美しい。足立正生監督がさかんにお話されている、底が抜けた社会を連想する。
じっと見つめれば想像力が高まる作品ばかり。
こうしてみると、これだけ溢れ出るアートはゴミかもしれない。何の役にも経たない。
だからこそそこには必然があると思う。色、形、背景・・・様々な環境に対し作品は訴えかける。ときに環境とともに埋没し、その環境を打破するような刺激的な作品も多い。
どちらを選ぶか、どちらに進むか、という択一を迫るものでもない。アートは常に存在するのだ。存在そのものだ。だから我々はこうした作品群、もしかしたらゴミかもしれないようなコンセプトをじっと見つめ続けるのだ。そしてこれに価値をもたらす。資本主義経済でこれらのゴミは貨幣という価値を生む。その価値こそが存在そのものだ。
この中から、資本を破壊するような傑作が生まれ出ることを期待する。
若い才能を楽しみにしている。
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