去年の10月の話し。6月以来の公園通りギャラリー。 何しろかつてここで「語りの複数性」という展示を見た時の衝撃を忘れない。 百瀬文 さんのインスタレーションの衝撃。今回は「ディアストーリーズ」というテーマ。 このアール・ブリュットの特徴は、ミクロの生成によるマクロのダイナミズム。 繊細で細やかな表... 続きをみる
アール・ブリュットのブログ記事
アール・ブリュット(ムラゴンブログ全体)-
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ダン・ミラーの作品は会話させる作品。そこに描かれる線の数々は言葉を感じさせる。作品と対峙することで、そこから放たれる言葉を感じ、それを聞き取るような作品だ。 驚くのはジュディス・スコット。ある意味でこの展示の中心であり、彼女の存在はがこれらの作品を総なめするような相対性と集大成としての作品ではなか... 続きをみる
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いまやアール・ブリュットの最先端として見過ごすことのできないムーブメントになりつつある、渋谷公園通りギャラリー。この素晴らしい数々の展示を無料で展開する渋谷という街は奥が深い。 今回もまた、その繊細でともすると社会から見捨てられるような作家の描く世界に注目する。今回は『線のしぐさ』。絵画というより... 続きをみる