#ディアストーリーズ 渋谷公園通りギャラリー、「大量逮捕」

去年の10月の話し。6月以来の公園通りギャラリー。


何しろかつてここで「語りの複数性」という展示を見た時の衝撃を忘れない。 百瀬文
さんのインスタレーションの衝撃。今回は「ディアストーリーズ」というテーマ。

このアール・ブリュットの特徴は、ミクロの生成によるマクロのダイナミズム。

繊細で細やかな表現と、これらの作品が生み出されたエネルギーが伝わってくる。

山崎健一さんの方眼紙に描き出された「泥すくい船」の数々。


少し話題は違うかもしれないが、1964年前まで、子供は川遊びをしていたものだが、東京五輪を境目に日本全国でコンクリートの建物が増える過程で、川底の土砂が採掘され、すり鉢状になった川で水難事故が増えていった。この「泥すくい船」にも一定の環境破壊を感じさせる。土建国家はその経済性で様々な危害を社会に生じせしめたのではないか。

ミルカさんの作品は、鳥が逆さまに描かれ、その周辺に音符のような模様が無数に描かれる。鳥のさえずり。木にぶらさがる鳥が奏でる音楽は物語を生み出す。

富永武さんのブリキ細工や、畑中亜未さんのクレヨンによる表現など、それぞれの作品から膨らむ物語が楽しい。

hidekiさんのジオラマもまた壮大なスケール。

我々は毎日何かに接しその場面で物語を演じ受け入れている。そしてその価値をどこかに見出そうとしている。

芸術に価値などないと思う。しかしそれでも人はそこにあるものに物語を重ね、価値あるものを生み出そうとする。この社会に抑圧に時として抗うような作品があったとしても、それを受け入れる必要に迫られる瞬間があるのではなかろうか。
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まだまだ氷山の一角だという気がするが、本丸をどのあたりに検察が覚悟を決めているか。この検察の強気の行動の裏には何があるのか?そのあたりを知りたい。いままでなかったことが起きているわけなので、何か大きな力が動いたことは間違いない。恐らくアメリカだと思うが・・・


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