#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

スマホ脳② 「スマホでうつになる?」 アンディシュ・ハンセン著 「無断使用」

前回のおさらい


スマホ脳① 「スマホはドラッグ」 アンディシュ・ハンセン著 「200 hours」 - #ダリチョコ の映画とグルメ


前回の「スマホが近くにあるだけで、集中力が失われる」ことの事例として、部屋にスマホを持ち込んで使用制限する場合と、部屋にスマホ自体を持ち込まない場合とで、若い方の集まりを催したところ、スマホを持ち込まなかった場合のほうが「楽しかった」という方が多かったのに対し、目の前にスマホがあって使えない場合のほうは、まったく盛り上がらなかった、という実験があるらしい。


著者は世界の事例をつぶさに調査して、この本を書いている。実験例を読むだけでも参考になる。


一流の頭脳
一流の頭脳
サンマーク出版


第5章 スクリーンがメンタルヘルスや睡眠に与える影響


個人的には、この章を読み終えた時点で、自分は寝室にスマホを持ち込むのをやめた。
まずここでは、睡眠の意義について補足され、短期記憶が長期記憶へと固定化されるために良質な睡眠が重要だと説明する。そして眠る前にスマホのブルーライトを見るだけでメラトニンという睡眠を促す機能の分泌を抑え、体内時計を逆戻しするという。テレビよりも悪影響が及ぶらしい。


第6章 SNS 現代最強のインフルエンサー


人間の脳は悪い噂が大好きで、敵を作ることで絆を強め同盟を作ろうとする傾向があるという。例えばFacebookは「自分のことを話したい」という報酬欲求を満たすものではあるが、「いいね」ボタンの数を競うことによって、他人への嫉妬と自分への過小評価を比較して落ち込んでゆく。80年代から共感力や感受性が衰退し、自己中心的な考えが中心となることと、FacebookやTwitterのようなSNS機能が世界を二分法のように分断し、”自分たち”と”奴ら”という関係を強くしてゆく。これはこのブログでも紹介した「シニア右翼」でも似たようなことが書かれていた。



そもそもSNSには新聞や雑誌などのような編集責任もない無法地帯だ。そんな情報に右往左往する社会がまともだと言えるだろうか。


第7章 バカになっていく子供たち


この章のタイトルも刺激的だ。
タブレットのおかげで、小さい子供が指を使う作業ができなくなる傾向にあるという。小さいうちから報酬欲求をガマンできなくなると、即座に手に入れることができるものだけに傾いてゆく。例えばピアノなどの楽器やスポーツもそうだが、時間をかけて熟練するような作業に耐えられない、ということのようだ。そして前述のように、スマホの見過ぎで脳が休むことを忘れ、眠れない子供が増えている。少し前まで金持ちのぜいたく品だったスマホが子供のポケットにまで侵入し、ゲームやSNSを使い続けることで他の子供から乗り遅れないようにするため眠れなくなってしまうという悪循環。これはいわば依存である。アル中やヤク中と同じなのだ。



つづく・・・
スマホ脳③ 「脳はスマホに適応するのか?」 アンディシュ・ハンセン著 「戦う準備」 - #ダリチョコ の映画とグルメ



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大阪、どうなんだろう。維新、どうなんだろう。傲慢にもほどがあると思う。作者に断りもなく「無断使用」するという行為もさることながら、自分たちは支持されているから何をやってもいいという傲慢さは、政治のあり方として最も危険な状態と言えはしないだろうか。やってることが泥棒と同じだ。

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