天満天神繁昌亭 #桂二葉 「いま必要なこと」

朝、映画を見て、昼、なんばグランド花月を見て、夜は上方落語を楽しんだ大晦日。結論から言うと、とてつもなく感動した。最高の大晦日。




大晦日のこの方々を見てピンとくる方は、繁昌亭にかなり通われている方だろう。これは過去に「繁昌亭大賞」を受賞したメンバーで、ちなみに第1回受賞者が松喬師匠。この日ま「まんじゅうこわい」を披露。



繁昌亭の歴史は省略するが、2006年に建てられたこの施設はまだ新しく、東京周辺の寄席よりもきれいな施設だ。



なんばグランド花月に比べるとさすがにスケールは小さいが、雰囲気がすごくいい。



ロビーでは色々なものが並んでいる。



知らなかったが、ここ繁昌亭はずっと定席がなかった上方に60年ぶりとなる寄席が再興されたことをきっかけに、この人力車が寄贈されたという。



なんと「じゅげむ」の印鑑まで売っている。19,800円!



どの落語家さんも素晴らしく、事前に紹介されているネタはともかく、まくらの盛り上げ方がとにかく素晴らしい。林家菊丸師匠は「中堅落語家の言い訳」や、桂かい枝師匠は「大晦日にここにいらっしゃるお客様は勝ち組ですね?でも本当の勝ち組は海外に行かれてるのでしょうね。」と笑いを取る。桂かい枝師匠は、英語落語にも積極的に取り組まれているようだ。



江戸落語と上方落語の違いは、上方が講談のように釈台が用意されているところ。だから扇子とは別にツケといわれる拍子木のようなものを手にしている。場面設定が変わるとき、このツケを使ってきっかけを作っている。とても便利な道具だ。



最後のトリが桂二葉さん。東京の蝶花楼桃花さんと比較される上方女性落語家の人気者。
子は鎹(子別れ)」で最後泣かせる。とても魅力的なひとこまに感動した。素晴らしかった。



落語がはけたあと、本人がお客さんをお見送りされて、大勢のファンに囲まれていた。多くのファンが、彼女がデビューした頃から応援しているようで、年配のお客さんが二葉さんに声をかけている姿にもらい泣きする。



金明竹(きんめいちく) - Wikipedia
浮かれの掛取り - Wikipedia
まんじゅうこわい - Wikipedia
算段の平兵衛 - Wikipedia
子は鎹(かすがい) - Wikipedia



このあと、大晦日の心斎橋を渡ってホテルへ帰還。
余韻を残したいい一日を過ごした。
いい大晦日だった。
(=^・^=)


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病に伏せる森永卓郎さんが、必死に叫んでいて、町山智浩さんもそれに呼応しているようだ。いずれも富裕層の実態が闇に包まれている。今すべきことは、かつてのように富裕層の実態を公にすることではないだろうか。

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