学校の先生 男木島 瀬戸内国際芸術祭
坂を歩くと、至るところのペイントされた箇所がある。ウォールペイントなのだが、島の地味なイメージをところどころで一変させる。アートが町に溶け込むとき、その作品の威力で、なにかを一変させることがある。
なだらかな坂を往き、石垣のある道の先に作品が待ち受ける。
ロシアのムロムツェワ「学校の先生」
去年の夏に行ったMonETでも作品を展開していて、いずれも反戦がテーマだ。
ムロムツェワがこの島の子どもたちとオンラインで接して作り上げた作品は、遊び心と純粋な表現の普遍性が見て取れる。
いま冷静に振り返ると、この島の多くの作品のなかでも、ここが群を抜いて素晴らしかったと思える。
とにかくひとつひとつ見ると、見れば見るほどその作品に吸い込まれてゆく。先生の特徴がとらえられている。
これらの作品が、この古民家の壁いっぱいに貼りめぐらされている。すごい!
学校の先生が学校の先生という作品を見ている。襖絵だ。
この絵などは、傑出している。顔の特徴だけでなく、その先生の性格まで示しているように感じる。少し横に位置する口元には白い歯が並んでいる。目の表情なども見事だ。自分も幼稚園の頃、二科展に入選したことがあるが、このような絵を描いた記憶が蘇る。
これもまたユニーク。
子供の絵の自由さや豊かさは、かけがいのない存在。そこには何の意図もない。純粋に思ったり感じたりしたことがそのまま子供の目から脳を経由して小さな手から放たれてゆく。邪心のない美しい作品の数々は胸に迫る。
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