#昔昔亭A太郎 独演会 内幸町ホール
昔昔亭A太郎師匠の独演会は日本橋以来2度め。さすがの独演会だった。素晴らしかった。
2024年3月30日(土)
昔昔亭A太郎独演会Vol.16
千代田区立内幸町ホール
千代田区内幸町1-5-1
18:30開場 19:00開演
昔昔亭A太郎
前売2500円
1人でも多くの方に見ていただきたい、その一心で準備してきました。
まだまだねばります!
どうぞお越しください!
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— 昔昔亭A太郎 【出演情報】 (@jNHUJCxgS7E1o2B)
女性客が多い気がする。熱気でムンムン。定刻、いつものようにゆっくりゆっくり腰を低くして登壇されたA太郎師匠、なんと口ひげをはやしている。盲導犬と一緒に来られているお客さんのことや、出身地岐阜の小学生(師匠が落語を教えた生徒さん)など、そしてテレビコマーシャルの話題などを紹介して新作落語「猫のニャー」の噺を始める。人に気に入られるための秘訣をニャーとニューが会話するというネタ。
続けて袴姿で現れて「愛宕山」を披露。かわらけ投げのシーンがかっこいい。
このあとなんと三人でタップダンスを披露。これもまた素晴らしい。
最後も大ネタ「たちぎれ」。初披露だそうだ。見事な人情噺に場内は水を打ったような静けさに包まれる。心から感動。
線香が切れるまでの芸姑遊びが、成仏した小糸との縁の切れ目と重ねるサゲ。店の金まで使って芸姑遊びに熱を入れた反動で、最愛の女性を死なせてしまう悲恋の物語は、矛盾にも満ちて人間的。
最後はひとりひとりお見送りいただいて、差し入れのお花まで持ち帰らせてもらった。
気持ちのいい時間を過ごさせていただいた。
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