#ダリチョコ の映画とグルメ

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#アイルランド 現代史③ 「#ケルティック・タイガー」 #Celtic_Tiger


第四章 ケルティック・タイガーの時代(1987〜2008)


この期間を簡略に示すと、バブルとリーマンショックということになるだろう。


アイルランドの2大政党デ・ヴァレラが設立した「フィアナ・ホイル(運命の戦士たち)」と「フィナ・ゲール(ゲール人の家族)」は互いに対立してきたが、この時代に入り、「デ・ヴァレラ・モデル」といわれる保守政策から開放政策に舵を切ることで、一気に経済を急成長へと導く。目玉は法人税の大幅な減税で、これが外国企業誘致(グーグル、ヤフー、アマゾンなど)につながり、雇用が生まれ、移民の受け入れなども重なり人口増へと結びつく。


20世紀最後に最も早い成長をした国


として位置づけられた。
好景気は政治にも一定以上の好影響を与え、この国で初めての女性大統領メアリー・ロビンソンが誕生したことで、それまで名誉職で選挙すらなかったこの国に大統領職を中身のある存在に変えていった。北アイルランド問題などが潜伏する中、ロビンソンは積極的な和平交渉を推し進め、ハーバードロースクールで培った人権問題を、この国の開放政策のために役立てることに成功した。「離婚禁止政策の廃止」「避妊の合法化」「同性愛の非犯罪化」など、欧州で唯一これらの政策が認められていない国から脱却したのである。


第五章 危機と再生(2008〜2022)


バブル崩壊とリーマンショックのあと、緊縮財政政策や資産課税、社会保障費削減など大胆な政策を推し進めアイルランドは短期間のうちに再生することができた。たった100年で世界の最貧国から一人当たりGDP世界一に迫る回復を遂げたのである。


この国がかつて大幅な人口減少を繰り返した歴史から、急激に回復した理由のひとつに「多様性の尊重」がある。移民を受け入れ尊重することで、外国人比率が7%から17%に増えた。日本がずっと2%台で変わらないのと大きく隔たりがある。さらに徹底した「マイノリティの保護」。これもまた日本とは大きく違うような気がする。


ラグビーや映画などで知るアイルランドとは少しイメージが違ったが、ラグビー代表で北アイルランドとの合同チームを組織するという話しには感動を覚えた。




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ラグビー世界ランキング1位のアイルランドは素晴らしいパフォーマンスを残して、ノックアウト・ステージの初戦でオールブラックスに敗れ、初のセミファイナル進出はならなかった。セクストンのプレーが封じ込められた。それでも彼らは素晴らしかった。アイルランド魂を見せつけ、スタジアムのファンはアイルランズ・コールを熱唱した。









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