前回のつづき・・・ 横尾忠則現代美術館で、横尾作品を色で分けるというイベントに挑戦したら、時代やテーマを超越して、原色の美しさだけが浮き彫りになったという。この時思ったのは、鈴木清順監督だ。清純監督の描く世界もまたパステルだ。特に「東京流れ者」で示した映像美は、時代を超えてデミアン・チャゼル監督の... 続きをみる
横尾忠則のブログ記事
横尾忠則(ムラゴンブログ全体)-
-
前回のつづき・・・ 寒山、拾得、豊干を現代の横尾忠則が引き受けて多くの人達に伝えようとするものがぼんやりと見えてくる。横尾さんが言うとおり、これらの作品に「テーマはない」 寒山や拾得が手にしていたものは箒と巻紙。身の回りを掃除し、時代の風を詩に書き写す。それを横尾さんは、掃除機とトイレットペーパー... 続きをみる
-
上野公演を東京国立博物館側に足を向ける機会はほとんどなくて、自分の浅ましい記憶でもここで大々的に円空仏の特集が施されて以来のことだと思う。調べると2013年のことだった。つまりちょうど10年ということになる。円空のことを書き出すとまた止まらなくなるので何もしないが、あれから10年後、偶然ここで横尾... 続きをみる
-
64㎏ 築地、歌舞伎座、銀座、「乔恩·福斯/ヨン・フォッセ」
昨日は朝5時過ぎ起床。 朝から築地にでかけて寿司を食べる。 あ、そうそう、昨日は私の誕生日。 歌舞伎座の地下でアイスを食べる。 山田洋次監督演出の「文七元結物語」を上演中らしいが、チケットが高額で見るのは難しい。歌舞伎座は安いチケットから早く売れてしまうようだ。 なんと、イッセイ・ミヤケのショップ... 続きをみる
-
都民の日だった昨日、朝から曇り。 上野に移動して、立ち食いそばでも食べようかと思っていたら、目的の店のシャッターが降りており、アメ横の「福しん」で朝ラーメンを食べる。まだ体重が68kgあった頃、はしごして締めのラーメンを食べた3月以来。 都民でもないくせに、都民の日にあやかろうと上野動物園を目指す... 続きをみる
-
Beyond the Lines: 日本の美術作家シリーズ YOKOO Tadanori 横尾忠則 横尾忠則 GENKYO 横尾忠則とは何者か? 横尾忠則はどこへ行くのか? 以上のような記事を残しつつ、日曜美術館の特集などを拝見して、横尾さんの最後の展示になるかもしれないカルティエ財団に残された展... 続きをみる
-
チケットを間違えて鑑賞できなかったマーク・マンダースの作品がまだ残っていました。 これはすごいですね。すごいとしか言いようがない。 なにかとてつもないものを見ているような、いつか見たことがあるような、そんな不思議な空間です。 オランダ人の彼が提示するのは”不在”という概念のようです。 このほかにも... 続きをみる
-
GENKYO横尾忠則 横尾忠則さんをここまで真正面から鑑賞したことがなかった。驚いた。 大きくいうと、驚いたことが3つぐらいあって、 1、変化の激しさ 2、多面性と多重性 3、衰えぬ創造意欲 となる。 ある暑い日に、地元のホテルで朝食を食べてとぼとぼ清澄白河まで出かける。暑い。 定刻に入場すると、... 続きをみる