当ル令和六年初席 東洋館 「被災地無視の新年会」




毎年恒例になった正月の寄席通い。去年は上野広小路亭だったが、今年は東洋館に行くことにした。



ちなみに、去年寄席に通ったのは6回。


正月特別興行 お江戸上野広小路亭 
昔昔亭A太郎独演会 お江戸日本橋亭 
池袋演芸場 令和五年八月中席 神田伯山 
柳之助・太福二人会 お江戸上野広小路亭 
#新宿末廣亭 令和五年十一月中席 #神田松鯉 主任 
天満天神繁昌亭 #桂二葉 


東洋館に入るのは一昨年の正月以来だ。ちなみにその前の令和3年も東洋館で過ごした



実は浜松から義弟が出てくるというので、寄席にでも出かけようということになった。彼は寄席が初めてだったらしく、最初はぎこちなかったが次第に盛り上がってきて、2部の権太楼師匠のあたりでがゲラゲラと大笑いをしていた。



偶然だが、銀座線で移動する途中、隣に座った和服の紳士がなんと!三遊亭司師匠だった。一昨年のここ東洋館でお目にかかった三遊亭歌司師匠のお弟子さんで、歌司の会のとき深川でお目にかかって以来だ。ちなみにこの日は、声帯模写の丸山おさむさんも出演されていて、歌司師匠つながりの芸人さんとお目にかかることができた。司師匠は長く日本橋の藪伊豆というそば屋で「つかさの会」を続けておられる方だ。ところで歌司師匠をその後お見掛けする機会がないので心配しているが、どうしたことだろうか。



この日の東洋館は入替なしなので、ずっと舞台を見続けることができたが、木久扇師匠が登場される頃は立見が出るほど混んできた。お腹がすいて売店で「深川めし」を食べた。



後半も勢いは止まらず、米粒写経のコンビや、落語協会会長の市馬師匠や小朝師匠など、人気者が続いて、昨年から笑点メンバーに抜擢された一之輔師匠が「桃太郎」で笑わせるあたりでピークとなり、権太楼師匠の「」では、客席が揺れるような大爆笑。新年顔見世興行の短い時間で古典落語を披露するのも至難の業だが、これだけ爆笑に包まれれば申し分ないだろう。(権太楼師匠というと「心眼」



年末年始と寄席に運んで気持ちもすっきり。悪いことばかりが続けざまに起きて、政治もなにも信用できない世の中だが、落語家など芸人さんがポロリとこぼす言葉の中に世情に対する姿勢が込められている。怖いのは、彼らもまた国の管理下にあることだ。だからあまり露骨なことは言葉にできない立場にある。日本の芸能が自立してもっと自由に政治批判をできる仕組みが生まれたらどんなに楽しいだろうと想像する。



この日も、小学生ぐらいの子供さんがゲラゲラ大声で笑っている声が聞こえた。子供さんが寄席で感じることはきっと貴重な経験になるのではなかろうか。
そんなしょうもないことを考えているうちに、浅草の夜は更けてゆく。


(=^・^=)


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記者会見もまともに受け答えせず、テレビの生出演と新年会に向かう首相は、果たして震災で生きるか死ぬかの思いをしている人、ボランティアで働く人たちのことをどう思っているのだろうか。何も感じないからこういう行動が取れるのだろうか。だとすると、自民党支配でガードされている被災地の方たちは、それでもこの政治家たちを支持するというのだろうか。

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