#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

ひとつのこと 「完全勝利」

「あなたは祖国のために戦えますか」という衝撃のメッセージ。そして学生たちをある「ひとつのこと」へ誘おうとする姿勢に背筋が震えた。「主戦場」という映画でも徹底して隣国への戦闘姿勢を崩さなかった人物の発言はこの国のカタチかもしれない。彼ら「シニア右翼」にとって、第二次世界大戦は敗戦ではないのだろう。



自民党が社会の公平とは程遠い脱税事件が連鎖し、未曾有の低支持率となりながら、地方市長選挙で勝利する。ここに国家の「捏造」で尊い命が亡くなっても弾圧を続けようとする。しかし政治家の裏金(キックバック)は損保業界の常識で、企業も政治も一体となって見えない金を操作する「裏金国家」が若者を「ひとつのこと」に導こうとする。


資本主義はもう、ある「ひとつのこと」をなくして成り立たなくなっているようだ。「新しい戦前」で内田樹氏と白井聡氏が展開した議論は的を射ている。大企業のトップが、そろそろ「ひとつのこと」をやってくれないか、などと真面目な顔で話しをする。


表現の不自由展」で目の当たりにした装甲車の列は、もしかしたらもうこの国がある方向に向かっていることを思わせる。衝撃だった。


過去に何度も繰り返してきた愚かなことを、ギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」がまとめてくれた。色褪せないこの映画は、大人になることを拒否した子供が主人公。内田樹氏の言葉を借りれば「大人が消えている」。消えているというより「ブリキの太鼓」のオスカルは、大人になるのを拒否している。なぜなら、冒頭にある「祖国のために戦う」ことに納得できないからだろう。


コンクリート・ユートピア」は悲惨な災害にあって、独裁者が生まれてくる現実をうまく描いている。独裁者は常に監視する。「ジョジョ・ラビット」や「アンネ・フランクと旅する日記」に描かれた世界で、常に矛先は子どもたちに向かう。子どもたちが最も残酷な被害者だとすると、裏金も何もかもが「ひとつのこと」に向かっているように思える。



冒頭の女性のプロパガンダ発言にクリント・イーストウッドがこのように応じている。



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