#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

グリーンマイル フランク・ダラボン監督

ある雨の日、日本橋まで「午前十時の映画祭」を鑑賞に行く。 The Green Mile (1999) Official Trailer - Tom Hanks Movie HD まず、この映画のリードがいい。ファーストシーンはなんというか畑の草木が映されて、そこを大勢の人たちが横切ってゆく。そこに人形の服の切れ端が残されている。次に施設の老人が映される。彼はひとりで丘の上まで散歩する。そして、高…

銀座ウィスキー博物館、「北極ナマズ」

いまごろ8月の話題である。 銀座にウィスキー博物館というのがあると知って訪問したら、すごかった。 かつてサントリーというと偉人による会社だったのだが、ローソンから転身したいまの社長になってまったく庶民感覚から程遠い愚かな会社になってしまったようだ。ひどいものだ。 不起訴でも「サントリー一人不買運動」はこれからもずっと続けます。世間は忘れても僕は忘れない。 https://t.co/9j9mebA…

65㎏ 対岸の火事ではない、「ママ、外で恐ろしい音が」

昨日は5時前に起床。 強い雨が降っている。なんと朝顔が咲いていた。 昼は前日の残りのスパゲティ。 夜もありあわせの食事。 町山智浩さんがこねくとで2本の映画を紹介していた。 1本の映画は、遠いルーマニアの話しではなく、デフレで行き詰まる日本に置き換えることができそうだ。いずれも対岸の火事ではないと思う。 町山智浩 アメリカ国内でのイスラエル支援者とパレスチナ支援者のデモ衝突を語る https:/…

クラウディア・ゴールディン氏 ノーベル経済学賞受賞

クラウディア・ゴールディン教授が今年のノーベル経済学賞を受賞した。詳しいことは存じ上げないが、極めて腑に落ちる受賞だと思う。男女間の格差については、女性の労働価値と報酬について漠然としたことは言われてきたが、これを数値化して示したことに大きな価値があると思う。「母親になるペナルティ」とは辛らつな表現だが、切実で確かな表現だと認識できる。 男女間の賃金格差に関する研究でノーベル経済学賞を受賞 同じ…

中村萌「Like a Garden」、「ジャニーズの次・・・」

8月の話題だ。 中村萌さんのかなり大きな個展。 昨年の12にも同じ場所で個展が開かれた。あのときとは異なる作品、新作が披露されているようだった。 グッズなども並び、彼女の人気ぶりが伝わる。 前回も思ったことだが、中村萌さんの作品は木で作られたものであり、時に平面的で時に立体的な表情は、まるで自然の中で置き去りにされた子供の心象を写しているように感じさせる。 羽をつけた鳥のように、 惑星のように身…

65㎏ 午前十時の映画祭13

冴えない週末だった。 昨日は朝から雨。 駅のガード下にある「すき家」で朝ごはん。器が全て紙でできている。味気ない感じは否めない。 午前十時の映画祭で、フランク・ダラボンの「グリーン・マイル」を鑑賞。劇場はほぼ満席。このシリーズがこれからも続くことを望む。本当に素晴らしい映画体験。 今シーズンは「地球防衛軍」以来。 帰りに「東京餃子楼」で軽く食事。 家では「ベイビーわるきゅーれ」と1960年版の「…

倉敷安耶「腐敗した肉、その下の頭蓋骨をなぞる。」 C’est un tournant

8月のこと。 倉敷安耶(くらしきあーや)さんの作品が並んでいた。 それぞれの作品がもつ確信と、そこに描かれ表現される曖昧さという対比が刺激的だ。 そこに顔はあるが視線は定かでない。 そしてその二重性のような曖昧さは、人間がかねてから抱える矛盾。それをマグダラのマリアになぞらえることに説得力がある。被写体が曖昧なのに、バラだけが一輪くっきりと写されていて、その過激な香りが伝わるようだ。 西洋的で日…

65kg アルゼンチンに惨敗、「Unprovoked attack」

日本はアルゼンチンに惨敗した。でも試合としてはいい試合だった。少なからずディフェンスが機能しなかったのが大きな敗因だったと思う。フォワードは互角だったし、決して落ち込む試合ではない。レメキがドロップゴールを決めたシーンは最高に興奮した。しかしアルゼンチンとの力差は向こう4年間で相当負荷をかけないと近づけない。戦略では勝っていたが、個々のフィジカルでは大きな差があったと思う。アルゼンチンがミスをし…

鶏闘士 新宿 「At war」

いよいよ第三次世界大戦が始まったらしい。日本ではまだほとんど触れられていないが、このまま台湾有事へとつながる可能性もある。 8月の話題。 映画を見た後に寄ったお店。「トリトウシ」と読むらしい。この界隈を中心に展開するお店らしい。 何しろ歌舞伎町のTOHOビルの目の前の目立つ場所にあるので、ついつい引きずられるように入店する。かなり中は広い。夕方5時ぐらいだったと思うが、賑わっていた。ちなみに当店…

64㎏ 築地、歌舞伎座、銀座、「乔恩·福斯/ヨン・フォッセ」

昨日は朝5時過ぎ起床。 朝から築地にでかけて寿司を食べる。 あ、そうそう、昨日は私の誕生日。 歌舞伎座の地下でアイスを食べる。 山田洋次監督演出の「文七元結物語」を上演中らしいが、チケットが高額で見るのは難しい。歌舞伎座は安いチケットから早く売れてしまうようだ。 なんと、イッセイ・ミヤケのショップで「横尾忠則」さんデザインとコラボしていた。お店の方とお話させていただいた。 ダーリンさんがこちらの…

Kim Cafe 新宿 「新宿コマ劇場の思い出」

8月の話し。 以前から気になっていたお店。歌舞伎町のTOHOビルの1階にある。 映画鑑賞前に少し時間があったので、ここでしばらく待機。 わたくしはお酒をやめてから甘党なので、バエるケーキを食べる。 なんと美しいケーキだろうか。食べるのがもったいないぐらいだ。もったいないけど食べないというわけにもいかず、結局容赦なくたいらげてしまった。ほかにも食事のメニューが充実していて楽しそうだ。韓国料理とか中…

64㎏ 今日で61歳、「第二轮排海」

昨日の朝、久しぶりに明るい空を見た。 澄んだ空。 昼は残り物のカツ。 夜はラーメンが食べたくて、初めて入る「江むら」というラーメン店。 デス!広瀬すず『一度死んでみた』予告編 家で「一度死んでみた」鑑賞。死ぬほどつまらなかった。 それはともかく、汚染水の問題はまだまだ波紋を広げそうだ。 日本、核汚染水の海洋放出に向け第2次準備を開始!水産物の輸出が激減 今朝6時近く起床、64㎏。まだ咳が止まらな…

かねき亭 人形町、「Tone policing」

ある日、会社で外ランチをしようということになって、プラプラ人形町まで歩く。暑い日だった。あてもなく歩いていると、この看板を見つけてしまった。 とても小さな店で、15人も入れば席は満席だろう。まだお昼前だったが、すでにほぼ満席で、奇跡的に二人分の席が空いていた。そしてオーダーしたのはこの生姜焼き。 生姜焼きのボリュームもさることながら、キャベツを山のように盛り上げている。 このキャベツはサイズをチ…

64.5㎏ オールブラックスが撃破!、「Blueprint」

オールブラックスは、ウルグアイを0点に抑え込み、大差で撃破した。 次の戦いが天王山となる。 昨日も曇り空。体調はよくない。 午前中、九段下で会議のあと、神保町でひとりランチ。 仕事を終えて、家でダーリン様と食事。 イングリッド・バーグマンの「ガス燈」を鑑賞。感じの悪いメイド役アンジェラ・ラズベリーはなんと大ヒットテレビシリーズ「ジェシカおばさんの事件簿」の名女優。 淀川長治先生のバーグマン解説が…

問題はロシアより、むしろアメリカだ④ 「アメリカの凋落」

第4章 アメリカの凋落 「アメリカは世界の人々の労働に寄生して生きている」 「この世界からアメリカという勢力がなくなれば、より美しい平和な世界が現れるだろう」 この対談は、このことを伝えるために存在する。そしてこのことを前提に、今後の世界が5つのファクターで左右されるであろうことをトッド氏は予言している。 ロシア   人口減少に入る5年以内に決着したい 中国    アジアで起こる戦争を回避できて…

64kg コロナ感染後風邪、「増税メガネ」

どうもコロナのあと風邪をひいたらしい。喉が痛いし咳が出る。 昼は吉野家。 午後は九段下で会議。来年の予算。 友人は広島出張中らしい。 夜は家で白蘭酒家のテイクアウェイ。 Teenage Mutant Ninja Turtles (2014) - Elevator Freestyle Scene (8/10) | Movieclips 「ミュータント・タートルズ」鑑賞。 増税のニュースだけが決まっ…

問題はロシアより、むしろアメリカだ③ 「無意識下の対立」

この本を読んで、もっとも印象深く目を奪われたのがこのチャプターだ。 思わずうなってしまった。 第3章 無意識下の対立 「無」への恐怖 プーチンが「反LGBT」発言をしたことを、我々は漠然と嫌悪感をもって聞いているわけだが、世界を見渡すと8割近くが家父長制を重んじ保守的な考えの国が多いという。その意味では、かつてトランプとプーチンが固い握手をしたシーンがよみがえるのだが、アメリカにも熱烈なプーチン…

64kg かねこさん、 「ほとぼりが冷めるまで」

朝はまだ真っ暗。 昼は人形町の「しんぱち食堂」でさば味噌定食。 夜は久しぶりに「かねこ」さん。5月以来。 ボヤがあってからしばらくお休みしていたが、久しぶりに開店。店の中もきれいに明るくなっていた。カウンターは満席で大賑わい。 ラスベガスにできた、新しいすごい施設についてもお話されていた。 嫌疑がかかっていた方の疑いが晴れたのはよしとして、亡くなったウィシュマさんとご遺族の心理はどうなるのだろう…

問題はロシアより、むしろアメリカだ② 「終わらない戦争」

この本のサブタイトルは「第三次世界大戦に突入した世界」だ。 第二次世界大戦が終わってしばらくしてから生まれた我々昭和中期生まれの者たちは、戦争に対する意識が薄いうえに、詰込み教育で考える力がない。「第三次世界大戦」と聞いても実感がないのは恐ろしいことだ。 第2章 終わらない戦争 エマニュエル・トッド氏は、すでに第三次世界大戦は経済面をきっかけに始まっていると語る。 生産<消費 → 貿易赤字 → …

64kg 凱旋門賞、「クビにならぬ背景」

今年の凱旋門賞は、アイルランドの生産馬で仏ダービーを勝った3歳馬エースインパクトが優勝した。これでデビューから無敗の6連勝。鞍上は日本でもお馴染みクリスチャン・デムーロ。ソットサスが勝った2020年のレース以来、デムーロはこのレース2勝目。 日本から唯一参戦したスルーセブンシーズは4着。 昨日朝4時半起床。 どんどん日が短くなる。 新しい戦前 この国の“いま”を読み解く (朝日新書) 朝日新聞出…