#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

65kg 山口茜選手中国OP準優勝 「エコは無意味」

中国オープンの山口茜選手は、決勝で韓国のアン・セヨン選手に敗れ準優勝に終わった。 序盤でライン際のミスが多く、1ゲーム目は差をつけられたが、2ゲーム目は最後に接戦に持ち込んで負けはしたものの、ナイスゲームだったと思う。それにしても第1シードのアン・セヨン選手はますます強さを発揮している。向上心の高い彼女は、語学の練習に努めるなど前向きで愛される性格だ。彼女の時代はしばらく続くだろう。 An Se…

アステロイド・シティ ウェス・アンダーソン監督

アステロイド・シティ Asteroid City | Offizieller Trailer deutsch/german HD ウェス・アンダーソンは不世出の天才である。こんな映画を誰も撮れない。将来リメイクすることすらできないだろう。群像劇がもたらす効果を最上の形にして映画化する技術。彼独特の世界。「犬ヶ島」で環境破壊、「フレンチ・ディスパッチ」でフェイクニュースを取り上げ、この映画に至るア…

指宿の夜と朝 「Japan falls」(ジェンダー・ギャップ)

指宿市もご多分に漏れず人口減少に歯止めが効かない状態のようで、かつての賑わいはないようだ。それでもここ白水館などの老舗が全国からお客さんを呼び寄せることでなんとか維持できているという印象だ。旅館のお客さんは、正確ではないが半分が中国人のように感じた。廊下で行き交う人やレストランなどで耳を澄ますと中国語が飛び交っている。いまは中国の方が日本の高級旅館に宿泊する時代なのだ。 子供さん連れのお客さんも…

66kg 山口茜選手中国OP決勝へ 「泥船」

中国オープンの山口茜選手は、地元中国のエース、チェン・ユーフェイ選手をフルゲームのうえ退けて、7月に優勝したカナダオープン以来の決勝進出を決めた。このふたりのゲームはいつも接戦になって清々しい。1ゲームは茜選手がライン際をアウトにするなどリズムに乗り切れなかったが、2ゲーム以降は息が詰まるようなシーソーゲーム。3ゲーム目で茜選手が19点目をゲットするあたりのラリーは見応えがあった。世界最高レベル…

RWC2023 オールブラックスの落日 フランスに歴史的惨敗

アウェイとはいえ、オールブラックスが1次リーグで敗れたのはこれが初めてのことらしい。この大会が始まる前まで、すでにオールブラックスは世界ランク1位から陥落しており、この結果は予想されていたが、オールブラックスの歴史を黒く塗りつぶす屈辱的な日となってしまった。 試合が始まる前から、キャプテンのサム・ケインがピッチにも入れない状態になったという時点から不穏な空気が漂っていた。しかし、開始直後にオール…

指宿白水館のディナー 「Bankrupt(破産)」

砂むし温泉から大食堂に移動してディナー。 普段、バックパッカーな旅しか経験していないので、こういう豪勢な旅館に泊まる機会はほどんどない。今回は義母のリクエストもあって立派な旅館に泊まることになったが、こういうところに醍醐味には食事もある。すごい料理だった。 まずはテーブルに鹿児島の名産品などが描かれる用紙が置いてあって、それをよけると前菜が現れる。 どれがなんだかわからないが、横にメニューがしっ…

64.5kg 山口茜選手中国OP準決勝へ「美元霸权(ドル覇権)」

中国オープンの山口茜選手はデンマークの選手を破って、ベスト4に進出した。この試合は終始茜選手のペースで安定したゲームだった。そして今日、地元中国のエース、チェン。ユーフェイ選手と対戦する。反対では、世界1位のアン・セヨン選手と台湾のタイ・ツーイン選手が対戦しビッグ4が出揃った。山口茜選手とチェン・ユーフェイ選手のこれまでの戦績は15−10で、茜選手がリードしている。 昨日は朝4時起床。 台風13…

指宿白水館 鹿児島 「Nothing but good fortune」

とにかく噂通り、立派な旅館だった。 かつて名古屋在勤中に、月1回出張で鳥羽に出向いていた頃、出張先のお客さんがよく旅行の話題を提供してくださって、その時にこの旅館のこともお話いただいた。今回は義母がどうしても「砂蒸し温泉」に行きたいというリクエストもあって、ここで御世話になることにした。 広大な敷地のあちこちに、特徴のある木が乱立している。沖縄でよく聞く「ガジュマルの木」かと思ったが、「アコウの…

64kg 山口茜選手中国OP準々決勝へ 「観光公害」

山口茜選手は、なんとか韓国のキム・ガウン選手との接戦を制し、なんとかクウォーターファイナルに進出できた。厳しい戦いだった。今日、デンマークのヤエスフェルト選手と対戦する。 どうもミスが多く、攻撃が噛み合わない展開が続く。決定的なショットに欠け、動きもいまひとつのようだ。 Congratulations 🥳🥳🥳#山口茜 #AkaneYamaguchi #ChinaOpen2023 https…

ソラシドエアで鹿児島へ 「В Токио предостерегли Москву」

ソラシドエアは、本社が宮崎にあるらしい。関東から西、九州・沖縄を中心に路線を展開する。 行きも帰りもお世話になったのだが。とても快適だった。CAの皆さんもとても感じがよく、座席も他者よりはゆったりしていた。 定刻通りフライトして、焼く時間で鹿児島に到着。 鹿児島もとても暑かった。 地元で有名な知覧茶。 空港に足湯があるのは聞いていたが、浸かる機会はなかった。それにしても鹿児島はどこに言っても西郷…

64kg 山口茜選手中国OP 「黒澤明監督命日」

中国オープンに参戦中の山口茜選手は、インドネシアの選手を破って次に進んだ。4年ぶりの開催となる中国オープンはBWFツアー最高峰にあたるSuper1000の大会で賞金も高い。山口茜選手は2017年にタイのインタノン選手を下して優勝している。この日の試合は、いつもの茜選手といえばそうだが、やや躊躇する場面もあって、必ずしもかつての調子ではなさそうだ。 それでもリラックスして試合に挑めているのは好材料…

鶏だし屋 羽田空港 「やっぱりね・・・」

これは7月25日の話題。 羽田空港に来たのは本当に久しぶりだった。かつて年に何度か羽田から青森や福岡、宮崎などに飛んで行って仕事をしたものだが、あのときの風景が全く思い出せない。 この日は、鹿児島空港に向かうまでの時間でランチを食べるためにレストラン街をうろうろして、結局ラーメンを食べることにする。食べ終えたあと店を出ると、どこのレストランも行列だった。 塩ラーメン中心の店だが、鶏だしを使いつつ…

64kg 2024年? 「1984大阪」

来年、2024年2月、東京ドームの「クイーン」公演に行けるかもしれない。友達が誘ってくれた。もし実現すれは、「クイーン」のライブはこれが初めて。 昨日も曇天の空。 朝も夜ももう暗い。朝暗いとなかなか目が覚めない。 駅に向かう途中小さなひまわりが咲いていた。 午前中、しょうもない会議。現状維持をよしとする愚かな話し合い。2024年の計画が頓挫する。誠にしょうもないことである。 そういえば、昼間小さ…

疲れない太らないボケない60代からの鎌田式ズボラ筋トレ 鎌田實著

鎌田實先生の本は色々読ませていただいた。「雪とパイナップル」とか「いいかげんがいい」などは、いまもよく思い出す。大げさかもしれないが、日常の会話に先生の本のことが出てくるほど身についているような気がする。共著になるが「くらべない生き方」という大平光代さんとの対談も極めて印象深かった。鎌田先生と大平さんの壮絶な人生を重ねて胸がきしむ思いだ。 さて、 そうした鎌田實先生のキャリアを踏まえて、2021…

65kg 佐野元春さんと福田村事件の余韻「排除ベンチ」

昨日は朝から雨で曇天の空。 サヨナラ脂肪川柳「積んでいる 昔はキャリア 今脂肪」 キャリアなんてなんの役にも立たないが・・・ 昼はサラダと辛い鶏肉。炭水化物を「排除」して、タンパク質を多めに摂る。 夜はダーリンとタイミングが合ったので、駅前のインド料理「ジャエ・カリカ」で食事。 勤め先の若い方についてお互いにぐずぐず話しをする。誰に対しても勝ち誇ったように理詰めで押しつぶす人の心理ってどういうも…

こんにちは、母さん 山田洋次監督

91歳の山田洋次監督最新作。「こんにちは、母さん」 「キネマの神様」以来の山田洋次作品。2年ぶりになるが、山田監督の製作意欲が全く衰えていないことを確信する。すごいバイタリティーだ。日曜日の11時の回、劇場は意欲的な年配のお客さんでいっぱいだった。ご夫婦連れなどカップルが多かったと思う。とにかく豪華な俳優陣が並ぶ素晴らしい映画なのだが、「キネマの神様」にも出演された、 永野芽郁さんが特に素晴らし…

韓豚屋 有楽町店 「世界とのコミュニケーション」

ハンテジヤと読む。映画を見た後の食事は楽しい。映画のことで色々話もできるし、強い印象を残す。思えば、どこの映画館でどんな映画を見て、その後どこでどんな食事をしたか?というのは案外連鎖的に記憶しているものだ。記憶とはそういうものなのかもしれない。 午後1時過ぎだったこともあって空席もあったが、我々が席に案内された後、ほぼ満席状態になってしまった。場所柄もいいが、きっと人気の店なのだと思う。韓国料理…

64.5kg 三越前、有楽町、日比谷 「終わった話」

昨日、強い朝焼けが美しかった。燃えるような空。 小学生の孫がゴルフの大会に出場するというので、朝から大騒ぎ。 小伝馬町から日本橋に移動して立ち食い蕎麦。 91歳になる山田洋次監督の最新作、吉永小百合さん主演の「こんにちは、お母さん」を鑑賞。劇場はすすり泣きが聞こえる。吉永小百合さんはまだまだお美しい。 映画『こんにちは、母さん』予告篇|9月1日(金) 全国公開 三越で開催されている「英国展」で時…

福田村事件 森達也監督

福田村事件 公開二日目の渋谷ユーロスペース、午後3時の回を鑑賞。 冒頭に興味深いツイートを見つけた。あの黒澤明監督の思い出だ。 証言をもう一つ。当時中学2年だった、世界の巨匠、黒澤明監督。「あの井戸には朝鮮人が毒を入れた。井戸に書かれている白黒の記号がそのしるしだと大人たちに言われた。だが、そのしるしは、以前僕が悪戯で描いた落書きだった。呆れるほかなかった」。 — 崔盛旭 (@JinpaTb31…

教育大国シンガポール② 「フェミニズムの罠」 中野円佳著 「人見知り」

賞賛という蜜の味 学校は褒めてくれないけど、塾は褒めてくれる 成績がよければいいという教育は、差別やハラスメントに繋がり、レイシストを生む 「ジョジョ・ラビット」や「ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言」などで取り上げられたヒトラーユーゲントがよぎる。愛国という甘い言葉に酔いしれると、いつしかカルト的な集団となって国家を壊滅的は方向へ導く。そう、かつてのあの国のように。愛国主義が過ぎると排…