I am Stupid! Never look back.
くだらんと思う、こんなブログ。読み返しても苦痛だ。
それでも去年はやらなかったけど、この愚かな1年を振り返る・・・
去年の年末年始を札幌で過ごしたのは嬉しかった。何よりも帯広の「ばんえい競馬」は生涯の思い出だ。寒かった。勢いで婿さんに世話してもらった新年川崎競馬のラウンジで友達と新年会ができたのも楽しかった。
なんといっても今年を象徴することといえば、侍ジャパンの世界一。そして大谷翔平選手のモンスターぶりであろう。非の打ち所がないとはまさにこの人のことを言うのだろう。そして野球にほとんど興味を失っている自分にとっても、久しぶりにあつくなる日々だった。
プロ野球は阪神タイガースが38年ぶりの優勝(御巣鷹山の話題が印象的)を果たし、ラグビーではワールドカップが開催された。スポーツ観戦でラグビーほど鼓動が高まることは少ない。すごいワールドカップはゲームの連続だった。
10年ぶりのゴルフをラウンドしたのも今年の出来事か。(ボロボロだったが・・・)
旅行は少なくて、夏の指宿以外は泊まりの旅行はゼロ。ホテルも高くなってなかなか泊まれなくなってきた。だから日光に日帰りのバス旅行や電車で江之浦測候所に行くのが精いっぱい。
物故者ではなんといっても坂本龍一さんと海外ではウィリアム・フリードキンが強く印象に残る。もうひとりはシネイド・オコナー。まだ若いアイルランド人の死は衝撃だった。「アイルランド現代史」という本を読むきっかけにもなった。いずれも心からご冥福をお祈りしたい。10年前に亡くなった大島渚監督の特集が国立映画アーカイブで開催されたことも重要だ。
去年怠った読書をしようと意気込んだつもりだったが、映画三昧であまり読めず。しかもテーマを絞ることすらできなかった。そのうち視力も落ちてきて、文字を追うのも苦労するありさま。そんな中印象に残った本は、以下の通り。
・デモクラシーの宿命 猪木武徳
・死の器 森村誠一
・スマホ脳 アンディシュ・ハンセン
・クララとお日さま カズオ・イシグロ
絞りに絞ってこの4冊。森村誠一さんも今年亡くなった方のひとりだが、「死の器」の先見性には驚いた。いままさに起きていることが1984年に連載された年に予言されている。まさに予言の書だ。
私生活では口座を差押えられたり、親戚や知人が亡くなったりと不穏なときもあったが、概ね円満な年ではあったと思う。
しかし第二定年を数年後に控え、デフレ下のインフレーションに加え、増税することがほぼ確定的な空気の中、日々の心境は穏やかでない。世界情勢が仕事にも影響する中、私生活がどんどんひっ迫してゆくことが実感できる日々だ。これから更に暗くなる思いがする。この「フリーハグ」ムーブメントが世界に広まることを心から願う。
そんな中、映画で学ぶ日々と、いくつかのライブ鑑賞はささやかなうるおいをもたらしてくれる。中でも佐野元春さんのライブ。佐野さんのライブは年1ペースで参加しているが、今年はこれまでにない感動があった。しかも去年リリースした「今、何処」というアルバムのクオリティが極めて高く、個人的には佐野さんの最高傑作だと思っている。
グルメの1年を振り返るにはあまりにも情報が多すぎて太刀打ちできないが、ダーリンさんと初めて行ってやっとありつけた「よしの」のステーキだったが、直後に閉店したと聞いてがっかりした。
このように今年もさえない年だったし、来年も同じだろう。そして定年後の設計もままならない状況の中、自分はいったい何者なのかもわからない。こんな老後になるとは思いもしなかったが、自業自得だ。愚かな人生も残り少なくなってきた。本当に生きることってしょうもないことだと思う。
しょうもない人生は来年も続く。しょうもない社会を生きるしかないのだろうか。
2019
今年を振り返ると寅さんだった - dalichoko
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